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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.94 オオバコ

 穏やかな三が日でした。花壇に植えつけた植物も順調に生育し、これからは花がら摘みと除草の毎日になります。この手入れを怠ると、開花期間も短くなります。長期間美しく保とうとすると、やはり毎日の手入れは欠かせません。美しい花壇も一朝一夕にできるものではなく、地味な作業の上にあるということですね。



今回はオオバコをご紹介します。

オオバコ
オオバコ
英名 chinese plantain  学名 Plantago asiatica   和名 オオバコ 大葉子
別名 (漢名) 車前草   オオバコ科  多年草

 踏まれても踏まれてもへこたれない、高い耐踏圧性を持つ植物はなんでしょうか?日当たりの良い路傍や野原に群生していて、どこででも見ることが出来ます。それはオオバコです。子供の頃、この花茎でお互いに引っ張り合った相撲をした覚えがありませんか。東アジアの温帯地域に見られ、種子は水分を含むと粘液を出します。この種子が人や動物、車に付いて移動するので、道端などで良く見かけるのはその為です。皆さんも種子散布に一役買って入るかも知れませんね。学名の「Plantago」はラテン語で足の裏と運ぶが合わさったもの、漢名「車前草」は車の通る道に多く生えることから付けられたようです。
 葉は根出で根元からロゼット状に広がります。また、葉がちぎれても中の筋(導管)が切れずに残っています。この性質が踏まれても強い一因でもあります。葉の形は卵形から広卵形、ほぼ平行する葉脈を持っています。葉柄は葉身と同じ位の長さがあります。

道端のオオバコ、ロゼット状の根出葉、筋が残る

 開花期は春から秋の4〜9月で、長期間咲きますので、繁殖期間も長いわけです。10〜30cmの花茎を出し、緑色の穂に密に付く穂状花序です。花は白色又は淡紫色の小花が、下から順次上に咲いてきます。雌性先熟で自家受粉を避けています。雌花(柱頭)の方から咲き始め、追って雄花(葯の花粉)が成熟します。写真でもその様子(下方が雄花の葯、上方が雌花の柱頭)がよく分かりますね。花後黒褐色の種子4〜6個を含む櫺未出来ます。

雌性先熟、花後の櫺漫⊆鏤劼毘櫺

 この雑草のオオバコの若葉は食用になり、葉や種子は薬用としても利用されています。身近な雑草が雑草に非ず、有用植物ということです。

次回はセリです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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