初めての方へ
実例集
特集
おすすめ商品
会社案内
ホーム > Vol.95 セリ

ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.95 セリ

 節分を過ぎてからが、本格的な寒さですね。思わぬ所に大量の雪が降り大慌ての今冬です。やっとひと段落です。でも地下では春の準備をしている沢山の植物がいますよ。


今回はセリをご紹介します。

セリ
セリ
英名 water dropwort  学名 Oenanthe javanica   和名 セリ 芹
別名 シロネグサ  セリ科  多年草

 北半球一帯からオーストラリアにかけて広く分布しています。湿地性ですので、休耕田や田んぼのあぜ道、水辺の浅瀬に自然に生えているのを見かけます。自生のセリは丈が低くて茎は紫褐色で香りが強いのが特徴です。明るい日陰で育てると、軟らかい葉になりますので、7月上旬〜9月中旬の強光の時は50%の遮光をした方が良いでしょう。暑さと乾燥に弱いのです。
 種まきは4月〜5月、9月〜10月です。しかし、種子の発芽率は低いようです。確実なのは、株分けなどでの植え付けです。手頃では、スーパーで買ったセリの根の部分を植え付けることです。株間は20〜25僂如∨菁の植替えがお勧めです。
 茎は泥の中や表面を横に這い、葉を伸ばします。葉は2回羽状複葉で葉縁に鋸歯があります。色は場所により違いますが、一般に黄緑色です。

田んぼの畦に生える、茎が横に這う、2回羽状複葉の葉

 花期は7〜8月で、茎を伸ばし先端に複散形花序をつけます。白い小さな花の集合体で、1つの花は花弁が5枚で内側に曲がり、雄しべは5本です。その小さい花は良く見ると、エレガントでとても可愛いですよ。花芽が上がってきてからは、葉が硬くなり食用にはできません。冬から早春にかけてのものが香りも良く、旬は2月〜5月で、軟らかく伸びたのを摘みます。お浸し、ゴマ和え、キンピラ、鍋物にと独特の香りを楽しみましょう。
 気を付けたいのが5月頃に出てくる有毒なドクゼリです。特に芽生えの頃はよく似ていますので、注意が必要です。地下茎が太くタケノコ状の節があり、横に這わず草丈が60〜100僂琵發い里特徴です。またセリ独特の香りもありません。

複散形花序、エレガントな小花、ドクゼリ

 春の七草(セリ・芹、ナズナ・ぺんぺん草、ゴギョウ・母子草、ハコベラ・小繁縷、ホトケノザ・小鬼田平子、スズナ・蕪、スズシロ・大根)の一つです。ご存知のように、正月7日に七草粥を食べると万病を防ぐと伝えられています。

次回はスギナです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

ハーブ講座一覧へ>>