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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.100 コーンフラワー

 梅雨前線が居座って、連日の豪雨に人はなすすべがありません。生きている地球を感じます。もともとこのような事は数知れずあったはず。自然の恵みを常に感じていますが、今回はその裏面を見せつけられました。


 今回はコーンフラワーをご紹介します。

コーンフラワー
コーンフラワー
英名 cornflower, bluebottle   学名 Centaurea cyanus
和名 ヤグルマギク (矢車菊)   別名 ヤグルマソウ  キク科  一年草

 原産地はヨーロッパ東南部からアジアにかけての一年草で、明治中期に渡来したそうです。種が穀物の中にまぎれ込んで繁殖し、小麦畑の中に咲くことから「コーンフラワー」と呼ばれています。ツタンカーメン王の棺からも発見されている古くから大事にされていた花です。この花を国花としている国もあるところからもわかります。あの澄んだブルーの色は人を引き付けますね。

 栽培は小麦畑の雑草らしく容易です。日当たりの良い場所で、水はけが良く腐植質に富んだ土が適しています。秋9〜10月に種を直播きするか、ポット苗を植え付けます。草丈は30〜100僉茎は直立しよく分枝しますので群生させると見ごたえがありますね。茎葉は柔毛で覆われていて灰白色です。多くは細い線状の披針形ですが、大小形が違い全縁や鋸歯があるものさまざまです。

植え付け苗、草姿、灰白色の細葉

 開花は4〜6月で、茎の先端に頭状花をつけます。蕾は銀色の縁飾りを付けた総苞片で守られていて、その形から英名の「bluebottle青い壺」は名づけられたとか。蕾の時は重そうに茎がうなだれています。しかし、開花する頃には茎は直立し、真っ直ぐ上を向いて咲きます。開花すると直径4〜5僂砲覆蝓中心部は短い筒状花で花弁より先に長い雌しべ、雄しべが出ます。辺花の小花も筒状花ですが、雌しべ、雄しべはありません。花弁は先がラッパ状に広がり、不規則に裂けています。中心部と辺花の色合いが絶妙ですね。

 花は青色顔料、ポプリ、切り花として、また花の浸出液や煎じ汁には薬効があるようです。

首を曲げる蕾、開花始まる、開花

 学名の種小名cyanus は「シアン 藍色」の意のように、野生種の花色は青紫色です。しかし、改良が進み園芸種として、一重咲きの他八重咲き、花色も紅、桃、紫、白などいろいろです。

花のいろいろ

次回はニゲラです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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