初めての方へ
実例集
特集
おすすめ商品
会社案内
ホーム > Vol.105 アイ

ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.105 アイ

 12月師走になってしまいました。例年になく寒波という言葉を、聞くのが早いような気がします。今年の秋播き草花の苗の生育も、今一つというところでした。苗の生育期に雨が多く、日照が少なかったことも影響しているのかと思います。皆さんの方はいかがでしたか?


 今回はアイをご紹介します。

アイ
アイ
英名 indigo plant   学名 Persicaria tinctoria   和名 アイ   
別名 タデアイ、アイタデ   タデ科   一年草

 藍染料を取る植物として、インディゴの合成染料が出来る前は広く栽培されていたようです。中国から東南アジア原産で、日本には中国から渡ってきました。

 日当たりを好み、水はけが良く有機質の土壌が最適です。播種期は2〜4月です。生長すると50〜70僂砲覆蠅泙后I兵錣砲茲蝓⇒佞侶舛歪溝扮澤舛ら披針形までさまざまです。葉は互生し、葉柄の基部が茎を抱くように付くのが特徴です。また茎は赤味を帯びた褐色で良く目立ちます。

葉の形、葉柄が茎を抱く、先端から花茎が伸びる

 開花期は7〜9月です。茎の先から花茎が伸びてきます。花は淡紅色の小さい花で穂状につけ、とても愛らしいですよ。11月になりようやく種が実り始めます。それを刈り取り、乾燥させて種子を集めます。花と同じ小さい種子です。

小さな花を穗状につける、種子が実る、小さな種子

 藍染料は、開花直前の地上部を収穫後、発酵を重ねて染料になります。伝統的な藍染は複雑な工程を経て染めますが、簡単には生葉、乾燥した葉を使っても染められます。「青は藍より出でて藍より青し」の言葉を聞いたことがありませんか。アイの中に染料の青色はなく、空気と光に触れてはじめて青くなるので、変化する時が不思議であり、楽しみです。薬草としての藍は、解熱・解毒・血液浄化などの作用があるとされ、防虫効果があるといわれています。色を重ねて染める藍の布は強く、木綿にもよく染まり、保温性にもすぐれていることから、古くから野良着やジーンズ、剣道着や作務衣などが藍染めなのでしょう。現在でも日用品に藍染めが用いられ、多数の愛好者がいますね。

乾燥葉、藍甕で発酵、藍染のスカーフ

次回はセンニチコウです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

ハーブ講座一覧へ>>