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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.108 カレンデュラ

 三寒四温の3月です。20度にもなる暖かい日があったかと思うと、翌日は10度近くに下がり、身体が慣れません。きっと植物も同じでしょう。しかし、我々より敏感ですから土の中では、新しい根が伸び出しているはずです。


 今回はカレンデュラをご紹介します。

カレンデュラ
カレンデュラ
英名 pot marigold   学名 Calendula officinalis   和名 キンセンカ
別名 ポットマリーゴールド   キク科   一年草


 日の出と共に起き、日が暮れるとともに眠る花である、カレンデュラは南ヨーロッパ原産です。欧米では万能薬として知られています。花壇苗や切り花として栽培されていて、日本では冬の仏花のイメージが強いかも知れませんね。また英名が「ポットマリーゴールド」ですので、うっかりすると夏の黄色い花「マリーゴールド」と間違いやすいです。気を付けましょう。

 日当たりの良い、水はけのよい所が適しています。酸性土壌を嫌うので、植え付け前に苦土石灰を施します。播種は春播きもできますが、花期が長い秋播きの方が良いでしょう。9〜10月に、種が重ならないように播きます。本葉3枚ごろにポット上げをして、5〜6枚で定植します。草丈は30〜60僉⇔匹分枝しますので、株間は25儖未鷲要でしょう。風通しが悪いと、うどんこ病に罹りやすくなります。茎は角ばっていて、葉は両面共に毛があり、楕円形、又は披針形で互生します。

定植、草姿、茎と葉の形

 開花は3〜5月で、茎の先に付く頭花は径約5cmで一重咲きです。中心部は筒状花、周囲は舌状花になります。早めに一番花を摘心すると、脇芽が伸び花数が多くなります。花がらや枯れた下葉はこまめに取り除くようにして、長期間花を咲かせましょう。花弁が落ちると、種子が熟し始めます。園芸品種には花色、形、大きさ、開花期などが、微妙に違っていて、矮性種、大輪の高性種、花色は黄色、橙色、橙色の芯黒、形は八重咲、万重咲、丁字咲、など多種多様です。

花、種子をつける、橙色八重

 切り花、ドライフラワー、エディブルフラワーに利用されます。花は全開時に摘み、陰干しにした舌状花だけを集めます。乾燥花は高価なサフランの代用(着色)として料理に使われ、「貧者のサフラン」と言われています。花の浸出液は美容効果も高くコスメやバスに利用されます。ハーブ用には原種に近い一重咲きを使い、園芸品種は薬用には利用できませんので注意しましょう。

乾燥花びら、カレンデュラ石鹸

次回はペリウィンクルです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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