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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.113 ホリホック

 8月に入ってもまだ35℃を超える暑さが続いています。毎日がこの様では体が休まりません。しかし、異常気象と言っているのが毎年になるようですと、もう異常ではなく平常気象ということになります。これからは、その心構えをしておく方が良いように思われます。


 今回はホリホックをご紹介します。

ホリホック
ホリホック
英名 hollyhock   学名 Althaea rosea(異名Alcea rosea
和名 タチアオイ (立葵)   アオイ科   一年草、二年草、多年草


 和名(タチアオイ)の名の通り、すっくと茎が立ち上がり、何本も植えてあればなおの事、良く目立ち存在感抜群です。日本へは薬用として中国経由で来ましたが、花が美しいため観賞用としても栽培されていたようです。園芸品種としては春4〜5月に播種して、その夏に花を咲かせる一年草が主流です。又秋9〜10月に播種をすれば翌年の夏、株も大きくなり花も沢山つけることになります。古い品種には、このような二年草や多年草のものがあります。移植を嫌いますので、播種は花壇に直播きか、ポット播きをして本葉が2〜3枚になったら、根鉢を崩さないように日当たりと水はけの良い場所に定植します。大きく育ちますので、株間は30cm以上開けましょう。

 ぐんぐん育ち、開花する梅雨頃には品種にもよりますが150〜250cmの見上げる高さになりますよ。太い茎は直立して全草が毛に覆われますので、触るとチクチクざらざらした感じです。葉は互生で葉柄は長く、大きな葉は掌状に5〜7裂して、その縁は波打ち、鋸歯があります。表面にしわがあるのも特徴ですね。

植え付け、生育旺盛、節ごとに小枝

 開花期は6〜8月です。花径は6〜10僉園芸品種は10僂鯆兇┐訛舂悗大半です。葉腋に1〜2個つき、花は下から上へと咲き上がります。基本的な花の構造は、基部が合着した6〜9個の総苞片、萼片5個、花弁5個です。花弁が5個以上の八重咲きやピオニー咲きは雄しべが弁化したものです。雌しべの柱頭は糸状に分枝(写真花の構造下花)して、花粉が付く(写真花の構造上花)と受精して種が出来ます。花の寿命は短いですが次から次に咲きますので、長期間楽しめますよ。

 一つ注意してほしいのは、ハマキムシのワタノメイガ幼虫で葉がくるくる巻かれている時は、大抵中にこの幼虫がいるからです。アオイ科の植物を好みますので、早期発見が第一です。

花序、総苞と萼に包まれる蕾、花の構造

 今でも古い品種が農村の庭や畑でよく見られますが、現在は品種改良された新しい園芸品種が多く出ています。花色も白、桃、赤、ローズ、淡黄、黒紅他、形は一重咲き、八重咲き、ピオニー咲き、矮性品種も出ています。

 「当初は中国原産と考えられていたが、現在はビロードアオイ属(Althaea)のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種(Althaea setosa × Althaea pallida)とする説が有力である。」(Wikipedia より) とのことで、学名はビロードアオイ属 「Althaea rosea」とし、タチアオイ属 「Alcea rosea」を異名としました。

次回はジンジャーリリーです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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