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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.114 ジンジャー・リリー

 9月に入り大型台風で関西はとんでもないことになってしまいました。続けて北海道での地震と、各地での災害の傷が癒えないうちに、新しい災害が起きてきています。新年から雪害、火山、地震・津波、風水害などがたびたび発生して、日本国中満身創痍といった所でしょうか。これほど日本が自然災害に会うとは以前でしたら考えられません。地球の環境などが大きく変動しているように感じます。


 今回はジンジャー・リリーをご紹介します。

ジンジャー・リリー
ジンジャー・リリー
英名 ginger lily   学名 Hedychium coronarium   和名 ハナシュクシャ
別名 ジンジャー   ショウガ科   球根性多年草


 インド、マレーシア原産で、日本へは江戸時代に渡来していたようです。その魅力は純白色の花とその甘い香りでしょう。それで、学名 Hedychium はギリシャ語の「甘い雪」に由来しています。

 熱帯産ですので、寒さは苦手です。冬の間は上部が枯れますが、5月頃に新芽が出てきます。高温多湿な場所が適地です。乾燥させないように気を付けましょう。4月上旬に地下茎を2〜3芽ずつ付けて切り分け、15儖未里笋篆爾瓩某△付けます。

 茎は直立しその高さは100〜150儖未任后M佞鷲広の披針形で互生、長さは20〜40cmで葉柄は葉鞘のように茎を抱きます。表面は無毛ですが裏面には毛があります。

5月芽出し、草姿、葉

 開花は8〜11月です。やや短日の傾向を持つので、晩夏より開花になります。茎の先端から花茎がでて、穂状に多数の花をつけます。この花の特徴である甘い香りは、思わずその香りの先を探してしまうほどです。花序の長さは15〜30cmで、緑色の苞の中には数個の花が包まれています。花径は6〜8cmの純白色で中心部はやや黄色みを帯び、下から順に咲き上がります。

 一見花弁と思われるのは、3個の仮雄しべが花弁状に変化したものです。その下にあるのが本来の花弁で、全然目立ちません。中心から長く突き出ているのが雄しべの花糸で、その先端には雌しべの柱頭があります。まったく変わった構造ですね。咲き終わった花は下に垂れ下がり、開花中の花と同居です。

緑の苞に包まれる蕾、花の構造、枯れた花

 地下茎に精油成分を含み、痛み止めの薬用にされるとのことです。芳香のある花は切り花にします。 Hedychium属で「キバナシュクシャ」と呼ばれる品種があり、大株になると球根が地上に浮き上がり、そこから茎が立ち上がっているのには驚きです。

次回はマーシュ・マロウです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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