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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.115 マーシュ・マロウ

 山に行くと、台風21号と24号のダブルパンチで、大きな木が根こそぎ倒れています。大木ですので、しっかり根を下ろしていると思うのですが、その根を見ると意外と浅いのに驚きます。それにしても風の力はすごいです。まだまだ倒れた木が山の中にごろごろして、処理が追い付かないようです。


 今回はマーシュ・マロウをご紹介します。

マーシュ・マロウ
マーシュ・マロウ
英名 marsh mallow   学名 Althaea officinalis   和名 ウスベニタチアオイ
別名 ビロードアオイ   アオイ科   多年草


 東ヨーロッパ原産で、古くから薬用として使われ、学名もギリシャ語althaino (治療する)、officinalis(薬用の)と薬効があることに由来しています。マシュマロは現在は卵白やゼラチン、砂糖で作られていますが、その昔はマーシュ・マロウの根から取れるデンプンを利用していたので、その名が付けられたと言われます。

 栽培は水はけと日当たりの良い場所で、水持ちの良い土が適しています。播種は春4〜5月、又は秋9〜10月です。植えつける時は株間は30cm以上開けましょう。株立ち状で、高さは100〜200僂砲覆蠅泙后M佞肋絃に浅く切れ込み互生します。形は初期のころと生長した時と異なります。展開した葉は、綿毛で覆われてビロードの手触りで、葉の色も白っぽい緑色です。別名はきっとこの手触りからでしょう。

植え付け苗、ビロードのような葉、草姿

 開花期は7〜8月で、葉腋に花径5〜6僂稜髻礎古躾Г琉貽花をつけます。花弁は5個あり、紅色を帯びた多数の雄しべが、雌しべの花柱を取り巻いています。花柱の先端の柱頭は糸状に分枝し、萼片は5個、総苞片は6〜9個で、基部は合着します。白やほのかに紅色をした花はとても愛らしいです。1日で萎んでしまうのが残念ですね。

花序、花の構造、薄紅色の花

 花、葉や根は秋に採集して乾燥保存します。全草に薬効があり、特に根に多くの粘液質を含んでいて、粘膜保護作用があるようです。乾燥したものをティーにしたり、若葉は食用としても利用するようです。

次回はイタドリです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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