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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.119 チーゼル

 強い寒波が来ているとか。北海道などは大変な寒さです。でも例年の事ならば、その対処法もご存知でしょう。今まで体験したことのない所が一番困りますね。インフルエンザにも注意しなくては。「春よ来い、早く来い」の心境です。


 今回はチーゼルをご紹介します。

チーゼル
チーゼル
英名 teasel   学名 Dipsacus fullonum   和名 オニナベナ
別名 ラシャカキソウ(羅紗掻き草)   マツムシソウ科   二年草


 ヨーロッパからアジアの日当たりのよい草原に自生しています。学名のfullonumは「毛織物を起毛する」という意味で、日本でも以前同じ用途に使われており、別名のラシャカキソウ(羅紗掻き草)はその事を表しています。オニナベナは野生種で小苞の先端は曲がりませんが、近縁種のフラーズチーゼル「Dipsacus sativus」は栽培種で先端がカギ状に曲がっています。ラシャカキソウはこの頭状花序で羅紗(毛織物)をけば立てるのです。どちらもチーゼルと呼ばれており、今回は栽培種のフラーズチーゼルfuller’s teaselの方をご紹介したいと思います。

 栽培場所は日当たりよく、適度に湿り気のある所が適しています。苗の植え付けは4〜5月に行います。草丈は200儷瓩になる大型植物です。茎は太くてトゲがあります。葉は長さ20〜30儖未猟溝扮澤舛如⇒嬖舛なく茎を抱くように対生につき、互いに合着します。

苗の状態、草姿、葉のつき方

 開花期は夏から秋にかけてです。上部の節から花柄が分かれて出るので、花が沢山つくことになります。花は伸びた花柄の先端に頭状花序をつけます。円筒状の頭状花序は長さ10〜12cm、花色は淡青紫色です。総苞は花序よりも少し短く、先端が鈎状に曲がります。この鋭い鈎で毛織物をけば立てるわけです。ロート状の花は先端が4列し、雄しべは4個で藤色の葯が目を引きます。

頭状花序、総苞、花

 花が落ち残った総苞は、小総苞片が規則正しく並び先端が鈎状です。その造形はみごとで、熟した痩果を切り取り、クラフトや生け花などに利用します。また、健胃効果や利尿作用のある根を薬用としても用います。

果実

次回はオドリコソウです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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