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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.120 オドリコソウ

 今年の桜は早いという声がちらほらしています。そして、雨の日と晴れの日が目まぐるしく変わりますね。春の雨はとても大事、植物の芽生えを促します。もう春だから出て来ていいよ、と言われているようです。一雨ごとに春に近づきます。


 今回はオドリコソウをご紹介します。

オドリコソウ
オドリコソウ
英名 white dead-nettle   学名 Lamium album var. barbatum   和名 オドリコソウ
別名 ジャパニーズ デット ネットル   シソ科   多年草


 春先に見られる山野草の代表的なもので、オドリコソウという名前からも暖かくなっていくワクワク感やウキウキ感が感じられます。日本、朝鮮半島、中国北部、ロシア極東部など東アジア原産です。ヤブの縁、道端、川辺などに群生していますが、近年なかなか見かけることが出来なくなりました。

 明るい日陰の湿り気のある場所が適地です。開花する頃には高さが30〜50cmになり、茎はシソ科特有の四稜形です。葉は十字対生につき、形は広卵形で先が尖り、縁には粗い鋸歯があります。また葉の表面は網目状の葉脈が目立ち、細かな毛が見られます。葉の長さは5〜10cmで、葉柄があります。

草姿、網目状の葉脈、葉表面の毛

 花期は3〜6月、白色から薄ピンク色の花が、上部の葉腋に輪生状になって数段つきます。花は鋭く尖った萼筒の中にあり、丸い薄ピンクの蕾が段々立ち上がり開花します。花は二唇形で、上唇は笠形で表面や縁には長い毛があり、下唇は突き出し先端で2裂しています。花のつき方が菅笠を被って並んで踊っているように見える事からオドリコソウと名付けられたようです。花の基部には蜜があり、昆虫たちのご馳走です。全草が漢方薬として利用されます。

葉腋に輪生状、萼筒の中の蕾、踊っている花

 オドリコソウに代わってよく見かけるのが、ヨーロッパ原産の帰化植物であるヒメオドリコソウ 「Lamium purpureum」です。明治時代中期に帰化した外来種で、高さ10〜25僉M佞肋ぶりで、上部に密集してつき赤紫色を帯びています。また花も上部の葉腋に淡紅色の唇形花を密につけます。全体に小ぶりです。

ヒメオドリコソウ、野原で咲く、赤紫色を帯びた葉

次回はアジュガです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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