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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.08 フェンネル

11月、紅葉がまっさかりです。紅葉狩りには行かれましたか。春はさくら、秋はもみじ。日本古来の伝統は良いものですね。昔から日本人は自然を楽しみ共に生きてきたのだと思うのもこんなときです。 ハーブと人との歴史もとても古いものです。その歴史があって、私たちは今も利用させてもらっているわけです。フェンネルもローマ時代から使われていた歴史あるハーブの一つです。

今回はフェンネルをご紹介します。

フェンネル

フェンネル 英名Fennel セリ科 多年草 学名Foeniculum vulgare 和名 ウイキョウ

フェンネルはとても大きくなる多年草です。高さが100〜210cmと、人の背丈位に生長します。苗を購入するときは、そんなに大きくなるとは想像がつきません。しかし地植えにするとのびのび根を張り、すくすく生長する手間いらずのハーブです。多年草ですから年々株が大きくなります。 原産地は南ヨーロッパから西アジアのやせた土地ですから、肥料は殆どやらなくても日当たりの良い所で十分育ちます。
種まきから挑戦されようとする方は直根性で移植を嫌いますので、4〜5月に花壇に直接まくかポットにまきます。でも種まきは最初だけで、次の年からはこぼれ種で芽が出てきますよ。何株も植える場合は株間は60cm以上に広くとりますが、一株あれば十分でしょう。鉢植えの場合は少し大きめの深鉢の方がいいですね。

品種には一般的なスィートフェンネル、園芸種のブロンズフェンネル(茎、葉がブロンズ色で、花壇植えにすると見事です)、変種のフローレンスフェンネル(イタリアウイキョウ 株元が肥大化しそれを食用にする)があります。ひとつやっかいなのはアカスジカメムシやキアゲハの幼虫がこの葉が大好きだということです。見つけしだい捕殺をしないと、葉っぱが全部食べられてしまいます。食用にしますので、防虫剤はかけない方がよいでしょう。

収穫はいつでもできます。若い葉や茎にある独特の甘い香りは忘れられない香りです。開花は夏で黄色のセリ科の特徴ある花が咲き、花後は熟した種子を摘み取ります。葉は魚料理と相性がよく魚の臭み消しとして用いられます。ビネガー、オイルに漬け込み香りを移してソースなどに利用してもよいでしょう。種はスパイスとして利用します。

ハンギングバスケット



ハーブ豆知識

スパイス

私たちが日頃お世話になっていますね。お料理にはかかせません。スパイスと呼ばれているのは、熱帯地方産植物の芳香のある根や幹、つぼみ、種子、果実などを乾燥したものです。西洋では貴族階級が珍重し、金のような扱いだったそうです。スパイスが国の盛衰を決定するような時代があったのですから驚きです。いま食生活に欠かせない物として代表的な胡椒(ペッパー)は、それを捜し求めての長い歴史があったわけですね。スパイスは今でも中国では漢方薬として、インドではアユルベーダで薬用としても利用されています。

今回ご紹介しましたフェンネルの種子もスパイスの一つです。その他ハーブの種子がスパイスとして利用されている物には、ディル・キャラウェイ・コリアンダー・クミン・アニスなど沢山あります。またいろんなスパイスを合わせた各国独特のミックススパイスも聞いたことがあるのではないでしょうか。私たちにお馴染みなのは日本の七味唐辛子、インドのガラムマサラ、中国の五香粉ですね。スパイスが私たちの食生活を豊かにしてくれているのは間違いのないことです。 (写真・・・・フェンネルの種子)

フェンネルの種子


さて、今日はどのようなスパイスを使ってお料理をしましょうか。家族みんなが大好きなカレー、そして
これからは熱いおうどんに七味唐辛子の一振りなどもいいですね。

次回はセージと冬準備です。


グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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