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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.122 ヒヨス

 新元号に代わり、10連休も過ぎ、やっと世の中が落ち着いてきたでしょうか。その間に植物たちは、季節の訪れとともにそれぞれの生長を見せています。春咲きの花は一時に咲き、もう受精をすませ、後は次世代の種子を実らせるだけの物も多数です。


 今回はヒヨスをご紹介します。

ヒヨス
ヒヨス
英名 henbane   学名 Hyoscyamus niger   和名 ヒヨス   ナス科   一・二年草

 ユーラシア大陸原産で、なかなか日本ではお目に掛からない植物です。葉、茎、種子にはアルカロイド成分のヒヨスチアミン0.07%を含む有毒植物で‘魔女の草’とも呼ばれています。薬用としては重要なようです。ナス科には他にも有毒植物が多数あります。チョウセンアサガオ、キダチチョウセンアサガオなどもその一つです。しかし、花が美しいので栽培されていることもありますね。

 日当たりが良く、水はけのよい肥えた土が適しています。葉は互生で、殆ど葉柄がなく、上部は茎に直接ついているようです。葉身の長さは20〜30cmと大きい卵状披針形で、葉縁は浅く羽状に裂けますが、葉により裂け具合はいろいろです。色は黄緑から緑色のまだら模様で白い主脈がはっきり見えます。全草に粘着性の軟毛が密生していてべたつき、臭気があります。花をつけるぐらいに生長すると100儖未砲覆蠅泙后

葉の形、全草に軟毛、草姿

 開花期は6〜8月で、花は葉の葉腋につきます。花径2〜4僂離蹇璽半で先端では5裂します。花色は黄色がかった乳白色で紫の脈が網目状に入り、中心部は暗紫色と、魔女の草の雰囲気がありますね。花の中を覗くと白と紫色の葯を持った雄しべが見え、雌しべは中心から長く伸びた紫色の花柱と柱頭は乳白色です。蕾の時は下向きで、開花すると横向きになります。花には萼があるのですが、花が終わり花弁が落ちるとよく分かります。一度見たら忘れられない花になるでしょう。

花と蕾、花の構造、花の終わり

次回はクラリーセージです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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