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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.125 ソレル(スイバ)

 今年の夏も半端ない暑さですね。農家さんのように、水やりも朝早くか、夕方日が落ちてからにしましょう。暑さに強い雑草の伸びの早いことには、目を見張るものがあります。うっかり抜く時間がなかった草などは、地中深く根を張って、両手で頑張っても引き抜けませんでした。


 今回はソレル(スイバ)をご紹介します。

ソレル
ソレル(スイバ)
英名 sorrel   学名 Rumex acetosa   和名 スイバ
別名 スカンポ、ルメクス   タデ科   多年草

 本当にどこででも見かけます。これと同じくよく見かけるのがギシギシです。しかし、スイバは雌雄異株、ギシギシは雌雄同株です。また、葉の形や花の色、受粉後の色などに違いが見られます。

 北半球の温帯が原産地で、茎などを噛むと酸っぱい味があるので、スイバ、スカンポの名があります。地際から出る根出葉は、長楕円形で先が尖り、基部は矢じり形です。長さは10cm幅3僂阿蕕い捻錣波打っています。根出葉には葉柄がありますが。上方の茎葉は葉柄がなく茎を抱きます。また、花穂の部分には葉がつかないのも特徴です。冬場はロゼットの状態で生長し、暗赤紫色に色づきます。花穂を出しますと、高さは50〜80cmになり、花穂の部分が頭一つ抜き出た感じで良く目に留まります。

矢じり形の葉、冬のロゼット状、草姿(雌株)

 開花は4〜5月、徐々に葉も緑色になって茎が立ち上がり枝分かれして、雌株には花茎に小さくて濃い紅色の雌花を多数つけ、それが房状の円錐花序になります。雌花の3個の柱頭の先はブラシ状に裂けていて、花粉をキャッチしやすくなっています。

花茎を出した雌株、雌花序、雌花

 雄株には箒状の雄花序ができ、小さい雄花は全体に白っぽく下向きに開きます。(雄花には白色から紅色のものもあるようです)そして、花粉を飛ばし役目を終えた雄花たちは、次々落下していきます。雄株は、最後は箒状の茎のみの姿となります。

雄花序、雄花、箒状の雄株

 スイバは風媒花で、雌花は雄花から花粉を受け取り、受粉して果実を実らせます。その色も鮮やかな紅色で、ひときわ目を引きます。3枚の内花被片が発達して翼状となり種子を包みます。果実は3稜形の痩果となり、その縁が紅色に染まり意外と美しいですね。

 スイバの若葉は茹でてあく抜きをし、おひたしや酢味噌あえにするようです。また、食用としてフレンチソレルの仲間が、いろいろ出てきました。

果実を実らせた雌株、3稜形の痩果、フレンチソレル類

次回はムスクマロウです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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