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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.129 リコリス

 12月に入りましたが、一気に寒くならず冬らしくない気温の日もあります。動きやすいのは大助かりですが、それによって本来の寒さがない為に起こることが心配になります。冬でも乾燥しますので、植物への水やりには気を付けましょう。


 今回はリコリス(ヒガンバナ)をご紹介します。

リコリス
リコリス
英名 学名 Lycoris radiata   和名 ヒガンバナ(彼岸花)
別名 マンジュシャゲ(曼珠沙華)   ヒガンバナ科   球根性多年草

 原産地は中国で、古い時代に日本に持ち込まれたようです。花の美しいことから、ギリシャ神話、海の精(妖精)Lycoriasに因む属名を持ち、種小名のradiataは放射状の意です。放射状の美しい花、それがリコリスです。「葉知らず、花知らず」とも言い、葉と花がお互い見る事、会うことなくすれ違いの植物です。昔から、あぜ道に群生していて、日本の秋の原風景として、思い浮かびますね。全草にアルカロイドを多く含む有毒植物で、縁起の悪い花のイメージがある為、なかなか花壇などに植え付ける園芸用としては普及しませんでした。しかし、現在美しいリコリスは海外での人気が高く、その価値が見直され園芸品種として多くの花色が作り出されています。

 花期は9月下旬、例年計ったようにお彼岸の頃に花を咲かせます。高さ30〜50僂陵佞眄瓩發覆げ峽圓地上に出てきます。何もない所からですので、知らないと驚きますね。先端は苞に包まれていて、 それが破れると、中から5〜7個の蕾が出てきます。

あぜ道に群生、苞に包まれる花芽、蕾

 花は中心部から放射状に開きます。花には短い茎があり、横向きに開花します。花弁は長さ40mm、幅5mmと細長く、それが大きく反り返りカールします。また中心部から上向きに出る、細く長い葯を付けた雄しべが特徴で、華やかに見える要因です。開花する頃には、高さ50cm位となり固まって咲きます。

放射状につく花、上向きに反った雄しべ、草姿

 葉は花が終わって晩秋から伸び出し、長さ30儖明形の細長い形です。葉は中心部が薄緑で、周囲は濃緑色で光沢があります。葉は年を越して生育していますが、春4月頃には枯れ、後は秋の開花まで地上には何もない時期が続きます。ヒガンバナは種ができず、球根で繁殖します。

 園芸品種として、同時期に開花する白花ヒガンバナや黄花などがあり、その他ピンク、オレンジ、紫、複色などが作り出されています。また、薬用として球根などが利用されます。

葉、白花、黄花

次回はアメジストセージです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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