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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.09 セージ

12月師走。年の瀬をむかえ徐々にあわただしく気ばかりが急く今日この頃ですね。
木々に芽ばえた若葉も大きく葉を広げ、やがて紅葉になり、いま葉を落として冬支度です。
日頃見られなかった枝ぶりがよくわかりますね。何も身につけずすっくと立つ木々には一種の
すがすがしさを感じます。こうした凛とした冬の木々も魅力の一つではないでしょうか。
ハーブにも寒さに弱いものもあります。そろそろ冬準備に入りましょう。

今回はセージをご紹介します。
コモンセージの花

コモンセージ 英名Sage シソ科 小低木 学名Salvia officinalis 和名ヤクヨウサルビア

 みなさんソーセージは食べたことがありますよね。あの独特の香り・・・それがセージの香り
なのです。セージに含まれる芳香精油分が肉や内臓の臭みを消し、脂肪分を分解させるため
もたれがありません。セージには防腐効果、抗菌作用、消化促進、神経強壮、その他いろいろの
薬効があるそうです。学名のSalviaはラテン語のSalvare(救う)からきていて、古くからセージの
治癒力が評価されて来ている証だといわれています。

 セージにはコモンセージ、その変種のパープルセージ、ゴールデンセージ、トリカラーセージなどがあります。とてもカラフルな色合いなので花壇植えにぴったりです。原産地は地中海沿岸で、植える場所は水はけがよく、日当たりのよい所です。苗の時は草のようですが小低木で、大きくなると高さ、幅共50cm位になります。苗を購入されたら鉢や花壇に植え付けますが、一年目の収穫は少し控えた方がよいでしょう。2年目になり木が充実してきたら、花の咲く(春から初夏)前に葉を摘みます。年々大きくなりますから、花後に刈り込みますとまた脇芽が出て形よく茂ってきますよ。収穫した葉は乾燥させて保存します。

コモン・パープル・ゴルデン・トリカラー

 セージは個性が強い味と香りですので特に肉料理に適しています。また、葉をフリッターや天ぷらにしたり、ビネガーやバターに混ぜたり、花をサラダの上に散らしても個性的ですね。セージのティーは健康茶で、消化促進やセキや風邪をやわらげます。その他リース、ブーケ、アレンジ、クラフトなど葉の色が美しいですから装飾に利用しても楽しめます。

 オニサルビアと呼ばれるクラリーセージはヨーロッパ原産の大型種でアロマテラピーには欠かせないハーブです。その他セージの仲間であるサルビア属には膨大な数の種があります。花壇でおなじみのメキシコ原産であるパイナップルセージ、チェリーセージ、メキシカン・ブッシュセージ(アメジストセージ)などは鮮やかな色と香りのかわいい花が魅力ですね。

クラリーセージ、パイナップルセージ、アメジストセージ



ハーブ豆知識

冬準備

もうそろそろ冬仕度の時期ですね。北の方ではとっくに済ませられているでしょう。年々暖かく寒さの来るのが遅くなっていますが、やはり南国育ちの植物にとっては厳しい日本の冬です。ハーブは比較的耐寒性がありますが、それでも刈り込んだり、マルチングをして、株の損傷を防いでやりましょう。

1 耐寒性のあるハーブ

 ・チャイブ、ローマンカモミール、タイム、レモンバーム、ミント、フェンネル、セージ、ローズマリー
  ラベンダー

 対策 大きなものは刈り込み小さくします。株元をマルチングすればさらに安全です。

2 耐寒性のないハーブ

 ・初霜が降りると一晩で枯れてしまうので、加温が必要なもの
  バジル類、ナスタチウム  ピナータラベンダー  ヘリオトロープ

 対策 一年草のものは翌春種をまきます。多年草のものは室内の暖かいところで
     冬越しさせます。

 ・露地植えでは無理なもの (関西以北)
  レモングラス、レモンバーベナ、メキシカン・ブッシュセージ(アメジストセージ)
  ゼラニウム類、ステビア

 対策 地植えのものは鉢上げして、軒下や日当たりのある室内に取り込みます。

フェンネルの種子


植物の冬準備が済んだら、私たちの冬仕度ですね。流行のインフルエンザにかかりませんように、
セージティーを飲んだり、うがいをしたり、万全の対策をおこたりなく。

次回はローズマリーとハーブオイルです。


グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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