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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.138	エンレイソウ

 9月になっても、連日35度近い猛暑です。大型台風も発生し、気候が本当に粗々しくなっています。雨の降り方も熱帯型に近いです。夕方の雨は、水やりの手間が省けて歓迎ですが、あまりに強いと、植物をなぎ倒してしまうので困ります。


 今回はエンレイソウをご紹介します。

エンレイソウ
エンレイソウ
英名 wake robin   学名 Trillium smallii   和名 エンレイソウ(延齢草)
メランチウム科   APG   多年草

 日本やサハリンに自生する多年草です。低地や山地の林内下や河辺、谷筋などやや湿った場所に見られます。播種は6月で、発芽までに2回の寒冷期が必要で、開花迄には5〜10年かかるとのことです。日本のエンレイソウの仲間には、何種かあるようです。

 太く短い根茎から細い茎が1本伸び、頂部に3個の葉が輪生します。高さは20〜40cmになります。葉は緑色で無柄、10〜20僂梁腓な葉はひし形円形で先端は尖ります。葉脈がよく目立ち、葉縁は波打っています。この特徴的な大きい葉はよく目立ちます。

三枚の葉が輪生、葉の先は尖る

 開花期は4〜5月、葉の中心から3儖未硫嵎舛鮟个掘¬3cmの花を横向きに咲かせます。葉の大きさに比べ花は小さく、とてもアンバランスです。花弁はなく、花弁のようなのは萼片で、色は紅紫色を帯び裏面は淡緑色が強いです。花を構成しているのは、3個の萼片、6個の雄しべ、柱頭が3裂した1個の雌しべ、6稜を刻む大きめの子房からなります。受粉後できる直径約1.5cmの果実は、液果で緑色から熟すと黒色になり、中には約2mmの楕円形の種子が多数含まれています。

 根茎は太くて短く、サポニンを含む毒草で、薬用として使われるようです。

花、萼片の裏、雌しべと雄しべ

次回はクサノオウです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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