初めての方へ
実例集
特集
おすすめ商品
会社案内
ホーム > Vol.139 クサノオウ

ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.139	クサノオウ

 秋晴れでさわやかな日々です。暑さ寒さも彼岸までとは、本当ですね。10月に入り、朝晩はひんやりとして、あの35度を超える暑さは何処へ行ったのやらという感じです。9月中旬に種を播き、今芽が出始めました。あの1mm位の種から、可愛い花が咲くようになるとは、毎回すごいと思います。


 今回はクサノオウをご紹介します。

クサノオウ
クサノオウ
英名 greater celandine   学名 Chelidonium majus var. asiaticum
和名 クサノオウ   別名 タムシグサ   ヒゼングサ   ケシ科   二年草

 日本や東アジアの温帯地方に自生しています。人里付近の林の縁や道路脇、草地で見かけます。  秋に発芽して根出葉のロゼット状で冬を越し、春先から成長し始めます。茎は中空で白い柔毛が密生して白っぽく見えます。葉は互生し、奇数羽状複葉です。その小葉は深裂の仕方が一定でなく、複雑な形となります。葉の長さ7〜15僉幅5〜10僉⊃Г話故仗Гら緑色です。花茎が伸びると草丈は30〜60儖未砲覆蠅泙后

茎の白い柔毛、複雑な葉の形、草姿

 開花期は4〜7月で、花茎は白い柔毛が密生して長く伸び、先に5〜10個の集散花序をつけます。蕾は白い柔毛を持つ2個の萼片に覆われていて、開花するときにそれらは落下します。花は鮮黄色の4弁花、花径2〜3僂如中央に長くて太い緑色の子房と、その先端に短い花柱があり、くねらせたような独特の形が見られます。その周囲を多数の雄しべが取り巻いています。

柔毛の多い蕾、落下前の萼片、鮮黄色の花

 果実は櫺未如長さ3〜4僂虜拂垢よ欧上を向いて実ります。熟すと中の種子は弾け出され、地面に落ちます。種子は1.5舒未旅色で艶があり、白いエライオソーム(種枕:脂肪塊)が付着していて、これを目当てのアリにより散布されます。

果実、弾けた果実、エライオソームをつけた種子

 全草を乾燥させたものを、生薬「白屈(はつくつ)菜(さい)」と呼び、外用薬として用いられます。しかし、全草から出るオレンジ色の汁液に、麻酔作用のあるアルカロイドを含み有毒ですので注意が必要です。

蕾と花と果実、葉の切り口から、茎の切り口から

次回はサフランです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

ハーブ講座一覧へ>>