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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.140	サフラン

 11月に入り、朝晩少しずつ冷え込むようになってきました。木々も色づき始めました。キク科の植物は、花色がより一層鮮やかです。家に閉じこもらず、人の少ない場所を見つけて足元の草に目をやるのも楽しいものです。


 今回はサフランをご紹介します。

サフラン
サフラン
英名 saffron crocus   学名 Crocus sativus   和名 サフラン
別名 バンコウカ   アヤメ科   球根多年草

 アジアから地中海沿岸原産で、冷涼な環境(5〜15℃程度)を好みます。耐寒性の強い、夏〜秋植え球根で球茎です。栽培は容易で、葉が黄変し始める5〜6月頃に堀上げ分球して乾燥、涼しい場所で貯蔵します。球根の植え付けは8月下旬から9月中旬までに行います。日当たりのよい場所で元肥を入れ、球根2個分の深さで、1個分の間隔を開けて、植え付けるとよいでしょう。堀上げは2〜3年に1回でも問題ありません。

 10月頃には、幅1〜3mmの細い松葉状の緑の葉が10本程伸びてきます。根元を白い鱗葉が鞘状に包みます。葉は先が尖り、葉表の中央に銀色の筋が通っていて、裏側は2つの溝があります。草姿は15〜20儖未任垢、開花後葉は伸び続け堀上げ期近くには、30儖幣紊砲覆訃豺腓發△蠅泙后

松葉状の葉、草姿、堀上げ期近くの葉

 開花期は10〜11月で、1つの球根に花を4つ位開花させます。蕾の時から雌しべの花柱を覗かせます。花は5儖未搬腓く、淡紫色で香りがあり、その主成分は、雌しべにあるサフラナールです。花弁は6枚で紫の線が多数、濃紫色の中心部に向かい、そこから鮮やかな黄橙色の3本の雄しべと3本に分かれた鮮血赤色の雌しべの花柱が出ています。雌しべの花柱の長さは2、5〜3僂如∪菽爾亙雑に切れ込んでいるのが見られます。

蕾、花、雌しべと雄しべ

 この鮮血赤色の花柱が、香料として珍重されています。雌しべは開花した日に摘み取り、乾燥保存します。約1gの乾燥花柱には160個の花が必要と、大変貴重なものです。古代ギリシア時代から利用されていて、日本には江戸時代に薬として伝わったようです。現在、飲食用として、パエリヤ、サフランライス、ブイヤベースの香りづけや色づけとして、また薬用、染料、園芸用として広く利用されています。

次回はタケニグサです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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