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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.141	タケニグサ

 紅葉もほぼ終わりに近づきました。今年は例年より鮮やかで、見頃が早かったようです。人混みの紅葉の名所を避け、自然の山の紅葉もいいものです。密集しているのも素晴らしいですが、ポツンと1本が紅葉しているのも風情があります。


 今回はタケニグサをご紹介します。

タケニグサ
タケニグサ
英名 plume poppy   学名 Macleaya cordata   和名 タケニグサ 竹似草
別名 チャンパギク   ケシ科   多年草

 日本、台湾、中国が原産地で、森林伐採後に日当たりが良くなった所に、逸早く生育する先駆植物の一つです。上に花茎を伸ばし、草丈は150〜300僂砲發覆訛膩真∧です。その存在感から欧米では、園芸植物として庭園に植えられているようです。

 若い時は葉も淡緑色で茎や葉の裏は白粉を帯びていますが、段々黄緑色になり皮質になります。直立する茎は径約2僂巴羔です。葉は長さ20〜40僉幅15〜30僂搬膩森卵形で、長い葉柄を持ち、互生します。葉縁には不規則に切れ込みが入り、質感はカシワ葉のようです。

幼苗、大型の葉、葉の裏は白い

 開花期は6〜8月で、直立した茎の先に大きな円錐花序をつけ、白色の小花を多数つけます。花弁はなく、蕾を包んでいる白色の2個の萼片は、開花時に落ちます。中には、1個の雌しべと多数の雄しべが入っています。下から上に咲き上がり、受粉率は良いようで、鈴なりに果実がつきます。果実は尖った扁平な楕円形の櫺未任后B腓さは約2〜2.5僂涼祿貎Г如⊇論すると灰白色になり弾けて枯れていきます。先端には2分裂した柱頭の跡が残るのも特徴です。種子は長さ約2个旅褐色で5,6個入っています。種子にはエライオゾーム(種枕)がついていて、アリにより散布されます。

円錐花序、蕾、雌しべと雄しべ

 タケニグサはアルカロイドを含む毒草で、茎を切ると黄橙色の汁が出ます。根を含む全草を開花期に採取して乾燥したものを博落廻(はくらいかい)といい生薬にするようです。

柱頭の跡が残る果実、灰白色の果実、先駆植物

次回はチガヤです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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