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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.146	サンショウ

 気温も上がり春播きの種を播く時期です。早いものは3日目に顔を出しました。毎日どれくらい顔を出したか見るのが楽しみです。ステイホームでの楽しみの一つです。夏・秋花壇苗として6月頃に植え付けます。


 今回はサンショウをご紹介します。

サンショウ
サンショウ
英名 Japan pepper   学名 Zanthoxylum piperitum   和名 サンショウ
別名 ハジカミ   ミカン科   落葉中低木

 古く縄文時代の遺跡からも発見されて、日本最古のスパイスと言われるように、私たちにはとても馴染みのあるスパイスです。

 半日陰の湿潤な場所に自生しますので、日当たりや西日を避けて植え付けます。落葉後3月中旬までに植え付けます。植え替えを嫌いますので、場所をよく確認しましょう。樹高は3〜5mになりますが、2m位に抑えて育てると、収穫しやすいです。剪定は2月下旬〜3月上旬にかけてです。葉は互生につき、奇数羽状複葉で5〜8対の小葉は長楕円形で表面に艶があります。鋸歯のくぼみには腺点が見られます。ここを叩いてつぶすことにより、あの独特の香りが立ち上がります。鋭いトゲにも注意が必要です。新しく出た若芽は「木の芽」と言われ、鮮やかな緑と香りで色んな料理に使われます。

樹形、上 葉の形 下 鋸歯のくぼみにある腺点、新枝のトゲ

 開花期は4月中旬〜5月頃です。雌雄異株ですので、雌花をつける雌木と雄花をつける雄木が揃って実がつきます。枝先の葉腋から円錐花序を出し、新葉の展開と同時位に緑色の小花をつけます。雌花には2〜3個の子房と雌しべが見られ、雄花には5個ぐらいの雄しべがあり、この雄花を「花山椒」として食用にします。

上 雌花の蕾 下 雌花開花、雄花の蕾、受粉後の雌しべと子房

  「山椒は小粒でもぴりりと辛い」と言われ、直径5mm程度の小粒です。6〜7月頃の緑色の実は「青山椒」と言い、9〜10月頃熟した赤褐色の実を「実山椒」と言います。果皮が割れ、中から艶のある黒色の種子が出てきます。この果皮が「山椒」で、乾燥させて粉末にしたものを「粉山椒」と言い、七味唐辛子の材料に用います。また、サンショウの木は、最高級品の「すりこぎ」になるなど余すところなく利用できる有用な1本です。栽培品種のアサクラザンショウが、棘がなく1本で実がなるので人気です。

青山椒、実山椒、果皮と種子

次回はウメです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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