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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.147	ウメ

 例年になく早い梅雨入りです。しかも一時は集中豪雨のような激しさで、窓に叩きつける雨音にびっくりでした。冬春花壇の草花も、大分くたびれてきて、これから夏秋花壇の植え替え時期になります。梅雨の合間を見て、植え付けをしましょう。


 今回はウメをご紹介します。

ウメ
ウメ
英名 Japanese apricot   学名 Prunus mume   和名 ウメ
バラ科   落葉小高木

 古くから日本にあるので、古来種のようですが中国から渡来したものです。ウメの品種は300〜500種あるといわれています。食用となる「実梅」、枝ぶり、樹形、花などを楽しむ観賞用としての「花梅」に分けられます。

 年平均12度以上で日当たりのよい場所に、落葉した11〜12月に植え付けます。実を収穫しようと思うなら、開花時期が同じ頃の他の品種の木も、受粉樹として植え付けます。本来高木になるのですが、果実の収穫しやすさの為、毎年剪定し樹高を2〜3mに押さえます。不要な枝の剪定時期は11月以降で花蕾がふくらむ迄の間です。徒長枝は取り除きます。樹皮は暗灰色でふぞろいな割れ目が入り、表面に緑灰色のウメノキゴケが付着しているのが多いです。葉は卵形又は楕円形で先端は鋭く尖り、葉縁には鋸歯があり互生します。また10舒未陵嬖舛論屬澆鯊咾嗟嫂箸隆霽瑤北腺があります。

樹形、ウメノキゴケが付着した樹皮、葉柄が赤みを帯びる葉

 開花期は1月下旬〜3月頃で、早春の肌寒い頃ほのかな香りがしてくるのが、ウメの花の魅力でしょう。葉が出る前に、一年枝の節に花芽と葉芽をつけます。花は5弁花で径約2.5僉∵佞5裂し褐紫色(品種により淡緑色も)、雄しべは多数で、心皮は1つ、花柄はありません。可愛いメジロがこの時期よく訪れます。花芽分化は7〜8月です。

蕾、花、メジロ探訪

 熟果期は6月で、この時期の雨を「梅雨」と言っています。果実はほぼ球形の核果で、6月に黄熟します。青梅には有害物質が含まれ、食べると酵素により分解されて青酸に変わり中毒を起こす場合があるため、注意が必要です。実梅は食用として、梅干し、梅酒、梅シロップ、梅ジャム、梅肉エキス、青梅の甘露煮、羊羹など、いろいろに加工されます。青梅を燻製したものを生薬で「烏梅(うばい)」といい、その煎液は風邪の諸症状に用いられます。

 観賞用の園芸品種としては、樹形、花弁の数、花の大きさ、花色、などの違いにより名前がつけられ、その違いが梅林を歩く楽しみでもあります。また、マツ、タケ、ウメを「歳寒三友」、菊、蘭、竹、梅を「四君子」と呼ぶようです。

果実、紅梅

次回はアーモンドです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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