初めての方へ
実例集
特集
おすすめ商品
会社案内
ホーム > Vol.154 レモン

ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.154	レモン

 新年明けましておめでとうございます
 花壇の植物は気温が低いため、なかなか大きくなってくれません。しかし、小さい株に花は咲かせています。低い気温の中、花を咲かせる力はすごいです。


 今回はレモンをご紹介します。

レモン
レモン
英名 lemon   学名 Citrus limon   和名 レモン
ミカン科  常緑低木

 レモンは思い出しただけで、酸っぱさが口の中に広がる柑橘類です。冬期温暖で夏季乾燥する気候風土が適地ということで、イタリア、スペインなどの地中海沿岸の印象が強いです。しかし原産地はインド北東部のヒマラヤ山系とは意外です。生産量ではインド、メキシコ、中国で世界生産の44.4%を占めているようです。(Wikipedia)

 苗の植え付けは、春3〜4月です。レモンの品種は色々ありますので、好みに合った接ぎ木苗を地植え又は鉢に植え付けましょう。葉が繁ってきたら、3月頃に樹形を考えながら、枝の間引き剪定をします。樹高は3mまでに抑えた方が収穫するのが楽です。

 葉は革質、楕円形で先が尖り、短い翼葉があり、葉縁には不規則に浅い鋸歯が見られます。葉は互生につき、枝にはトゲがあるので、注意が必要です。

樹形、葉のつき方、葉の形

 開花期は5〜6月、花は総状花序につきます。蕾は紫色を帯びてふっくらとし、花弁が伸びて展開すると黄褐色の雄しべが出てきます。花は白色で花弁5枚、雌しべ1個、多数の雄しべが見られます。白色の花にはさわやかな香りがあります。

蕾、花弁が展開、花の構造

 受粉がうまくいくと、子房がふくらみます。先端には柱頭や雄しべの残りもまだ見られます。受粉したものが全部育つわけではないので、徐々に落下します。9月頃には大きくなった緑色の若い果実が見られ、これからは色づくのを待つばかりです。熟果期は10〜12月で、果皮中の水分が減少してクロロフィルも分解され果皮が黄色に色づきます。あまり長く木に付けたままでは、果皮が厚くなってしまいますので、適時収穫しましょう。

子房が膨らむ、若い果実、色づいた果実

 レモンは、pH2と酸味が強く香りのあるお酢として、サラダのドレッシングに重宝します。またお料理の添え物として、から揚げなどにはなくてはならないものです。塩レモンなども近年の流行りでしょう。

収穫、塩レモン

次回はキンカンです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

ハーブ講座一覧へ>>