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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.155	キンカン

 最大感染者数を更新しつつ2月に入りました。3日は節分、4日は立春です。神だのみ、鬼だのみでもして、なんとか菌たちを追い払ってほしいと思います。いろいろな事が思うように出来ないもどかしさを感じる今日この頃です。


 今回はキンカンをご紹介します。

キンカン
キンカン
英名 kumquat   学名 Fortunella japonica   和名 マルキンカン
別名 ヒメタチバナ  ミカン科  常緑低木

 現在栽培されている品種はニンポウキンカン 寧波金柑 「Fortunella crassifolia」がほとんどのようです。それで、ニンポウキンカンをキンカンとして取り上げます。

 江戸時代の後期に、中国浙江省寧波から伝わったらしく古いのですが、ミカン類と季節がかぶるので、生の果実は今一つ馴染みに欠けます。旧正月頃中華圏ではキンカン(羔盖漫砲糧物がずらりと店先を賑やかします。中国南部の原産で、黄色の果実(黄金)が鈴なりのキンカンはとても縁起がいいのです。

 高さ2m位の常緑低木で、枝は緑色で細く、多数枝分かれして密生します。葉の形は長さ5.5cm幅2.5cm位、革質で厚く、葉縁は波打ちます。葉は互生につき、刺は殆どありません。

樹形、葉の形、葉のつき方

 開花期は6〜8月、白い花は葉腋につき、数個集まって咲きます。花弁は白色で5個、雄しべは多数、中央の雌しべの柱頭は丸く頭状です。四季咲き性ですが、日本では7月に開花したものの果実が一番良いようです。

花は葉腋につく、蕾、白色の花

  受粉すると、子房がふくらみ、9月頃にはグリーンの若い果実が見られます。熟花期は12〜3月と真冬で黄金の果実が沢山収穫できます。果実は球形で径約3僉⊇鼎気10g位です。果皮は2〜3mmの厚さで、甘みと香りがあって、そのまま生食できます。ビタミン類を多く含み、柑橘類で一番栄養価が高いとのことです。果実の中には5〜6個の卵形種子が入っています。

子房が膨らむ、若い果実、黄金の果実

 キンカンは果樹として、庭木・鉢植え、盆栽にもします。果実は薬用として、咳止めに利用され、食用では生食、果実酒、甘露煮、砂糖漬け、のど飴、ゼリーやマーマレードなどいろいろに使われます。

次回はチャノキです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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