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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.10 ローズマリー

はや二月。一年でこの頃が一番早く過ぎ去る気がします。ついこの間新年を迎えたのに・・・・ 同じお気持ちの方はいらっしゃいませんか。二月もあっという間かも知れませんね。
なにせ二月は逃げると言われているのですから。でも二月を逃がさないように、ドンと腰を落ち着けて毎日を過ごして行きましょう。

今回は皆さんよくご存知のラベンダーをご紹介します。
ラベンダーの花

ラベンダー
英名 Lavender シソ科 常緑小低木 学名Lavandula spp. 和名 ラベンダー

ハーブという言葉は知らなくてもラベンダーはご存知の方が多いでしょう。古代ギリシャやローマ時代からの古いハーブです。昭和の初めにフランスから種が輸入され、香料の原料として北海道で生産されました。北海道富良野がラベンダー畑の写真で一躍有名になったのも、もう随分昔の事ですね。人を引き付けるあの香り、そして私たちの役に立つ作用などなくてはならないハーブの一つです。

ラベンダーは地中海沿岸が原産で、乾燥土壌を好みますので傾斜地など日当たりの良い所が栽培適地です。株の大きさは品種にもよりますが、高さ、株周り共1m位に生長します。ラベンダー栽培で一番大事な事は、通気性、排水性のよい土に植え乾燥気味に育てることです。苗を地植えする時は、高畝にするといいですね。石灰土壌のガレ場のような所で育っているのですから、日本の梅雨から蒸し暑い夏は大嫌いなのです。北海道は梅雨がないので栽培に適しているわけです。

ラベンダーの栽培にふさわしい種類は大きく4つのグループに分けられます。主な品種をあげますね。きっとみなさんもご存知の名前があると思います。

スパイカラベンダーグループ
花期は晩春から夏にかけてです。
・イングリッシュラベンダー(トゥルーラベンダー)Lavandula angustifolia
・スパイクラベンダー(ヒロハラベンダー)L. latifolia

ラバンジングループ L.×intermedia
イングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーの交雑種
ラベンダーオイルの生産に最も多く使われます。花期はイングリッシュラベンダーより遅いです。

ストエカスラベンダーグループ
穂状花序の頂点に大きな花弁状の裸苞葉(ウサギの耳のような部分)があるのが特徴です。花期は周年または春の終わりから夏にかけて開花します。
・フリンジドラベンダー(デンタータラベンダー)L. dentata  ギザギザした細長いグレーグリーンの葉で、四季咲きです。
・イタリアンラベンダー(フレンチラベンダー)L. stoechas  早咲きで花期が長いです。
・スパニッシュラベンダー L. stoechas ssp. pedunculata  半耐寒性です。
・グリーンラベンダー L. viridis  緑色の葉で花も裸苞葉もグリーン色です。

プテロストエカスラベンダーグループ
草状で茎がいくつも枝分れして株元は少し木質化します。花期は初夏から晩夏にかけてで、非耐寒性です。しかし近年耐寒性もあり、四季咲きに近いものも見られるようになりました。
・ピナータラベンダー L. pinnata  グレーグリーンのシダのような葉で、槍のような花を付けます。
・ファーンラベンダー(レースラベンダー)L. multifida  グレーグリーンの羽の形をした葉です。

イングリッシュ、ラバンジン、ストエカス、プテロストエカス

花が終ったら梅雨に備えて地際から20cm位で切り戻します。花を残すと翌年の生長が悪くなりますので気を付けてくださいね。剪定した枝を使って挿し木をして増やすこともできますよ。  収穫は花が咲くと同時に茎から刈り取り乾燥させた後、花を花茎からはずします。花茎のままドライフラワーやリースにして部屋に飾っても楽しめますよ。乾燥花はお菓子に入れたり、ハーブティーにすると鎮静作用がありリラックスできます。またポプリ、モスバックなどに利用したりします。ラベンダーオイルは抗菌、殺菌作用があるため虫刺され、刺し傷、日焼け、やけどなどにも利用されていますが、直接肌に付ける時は注意してくださいね。もちろん園芸の材料として豊富な色と香りは寄せ植えや花壇に欠かせないハーブです。

各色のラベンダー、寄せ植え、花壇植え



ハーブ豆知識

ポプリ (pot-pourri)

ポプリとは、花、果皮、ハーブ、スパイス、木の葉、木片、樹脂、根、コケ、精油などを処方にしたがって数種混ぜ合わせ熟成させたもので、部屋を香らせるために用います。ポプリを小さな布袋に入れ匂い袋(サシェ)としても使えますよ。

 作り方

メインとなる香りを決めます。  今回はラベンダーを使用した甘い香りのポプリを作ります。
ブレンダーに使用するものを選び(メインの香りや色を補うことが目的です)ボールに入れ混ぜ合わせます。 ラベンダー 1/3カップ゚、バラの花弁1カップ、ペパーミント大さじ1、薄く切ったトンカビーンズ1個 砕いた(シナモン小さじ1、クローブ小さじ1、オールスパイス小さじ1)
保留剤を加えます。(香りを安定させ、長持ちさせるためです) オリスルート小さじ1を砕いて加えます。
精油を加えます。(ポプリの香りの域を広げるためです) ローズオイルを1〜2滴たらしよくかき混ぜます。
密閉容器に入れ冷暗所で熟成させます。時々上下によく振って中身を混ぜます。2週間ほど熟成させた後、好みの器に入れたり、布袋に入れ利用します。 基本をご紹介しましたが、皆さんのお好きな香りのするものやきれいな色のものなどを乾燥させ組み合わせて楽しんでくださいね。

「イギリスのシェクスピアの街 Stratford-upon-Avon Hall’s Croftにあったポプ リです」

3種


今回はついつい説明が長くなってしまいました。私たちに一番なじみがあるハーブですので、お伝えしたい事がいっぱいでした。どうぞ春になりましたら、お気に入りのラベンダーの栽培に挑戦してみてください。

次回はロケット、サラダです。


グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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