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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.13 センテッドゼラニウム

 4月が巡って来ましたね。このハーブ講座も2年目を迎えました。はじめてハーブを育てられた方は いかがでしたか?もうみなさんはりっぱにハーブ好きの仲間入り。思っていたより簡単だったと実感されたのじゃないでしょうか。そうなんです。ハーブはもともと野性のもの、かえってあまり手をかけない方が良く育つようです。暖かくなり庭仕事をしたくてうずうずしていらっしゃいませんか。それにぴったりのハーブです。

今回はセンテッドゼラニウムをご紹介します。
ローズゼラニウムの花

センテッドゼラニウム
英名 Scented geraniums フウロソウ科 常緑半低木  学名 Pelargonium species 
和名 ニオイテンジクアオイ

センテッドゼラニウムとは約280種あるペラルゴニウム属の中の香りをもつグループのことです。花を観賞するものと区別しています。10種類以上の原種から生まれた交雑種にはバラ、レモン、ライム、ミント、アップル、オレンジ、ジンジャー、シナモン、ナツメグ、ココナッツなど、花や果物、スパイスに似た香りを持ちます。そして香りだけでなく、花色もピンク、紫、赤紫、紅、白と多彩ですが淡くやさしい感じです。また葉の形がいろいろありますので観賞用としてもお勧めです。

代表的なものはローズゼラニウムです。今回はローズゼラニウムについて説明しますね。春から夏にかわいいピンクの花が付きます。花をじっくり見てください。中央に伸びている雌しべは、船のいかりのようですね。花びらの模様は中央の蜜に虫を誘うようです。誘われた虫は蜜と引き換えに帰りに雄しべの花粉を身にまとい次の花に移り、いかりのような雌しべに花粉を付けるのです。いつも感心してしまいます。どの花を見ても形が違います。きっとそれぞれが自分に合った形をしているのでしょう。それを私たちは楽しませてもらっているというわけですね。

 原産地は南アフリカです。日当たりと風通しの良い所を好みます。ですから、日本の高温多湿は苦手です。水はけの良い、堆肥を充分入れた用土に植え付け乾燥気味に育てましょう。地植えでしたら、生垣のように高くされるとよく育ちます。生育は旺盛ですので、繁りすぎたら葉の収穫をかねて切り戻してください。切り戻した枝は挿し木で繁殖に利用できます。11月頃冬越しのため、3分の1位に切り詰めます。(関西では外でも冬越ししますが、寒い地方では室内の方が安全でしょう)

ローズゼラニウムの苗、大株に育ったローズゼラニウム

 香りは花びらにはなく葉や茎にあるのです。そして、葉は枯れてもなかなか自分では落ちません。茎に付いたままですので、1枚1枚、手で取ってやります。すごく良い香りがしてくるはずです。主成分はゲラニオールというバラに含まれる香気成分と同じです。香水、石けん、化粧品の香料として利用されます。茶色く乾燥した葉はポプリに利用します。また生葉はハーブティー、シャーベットなどの香りづけに、ケーキやクッキーに乗せて焼くとバラの香りがします。使う前に手のひらにのせ叩いてやると、香りがいっそう立ち上りますよ。コサージュやタッジーマッジー(ハーブのラウンドブーケ)にも手軽に利用できます。




ハーブ豆知識

葉のいろいろ(センテッドゼラニウム)

葉にはいろんな形がありますね。センテッドゼラニウムの葉は単葉(一枚の葉)ですが分裂葉です。縁からいくつにも分裂しています。5種類をご紹介しますが、まだまだいろんな品種がありますので見つけたらじっくり観察してください。

種類

ミントゼラニウム
  他の品種に比べ比較的切れ込みは浅いです。特徴は葉の表面が毛で覆われていて触ると
  ベルベットのような手触りです。とても気持ち良くまたミントの香りもして癒されます。
ストロベリーレモンゼラニウム
  これも切れ込みは浅く丸い形です。葉全体に白い斑が入り涼しげな印象です。
  蚊よけにもなるようです。
レディプリマスゼラニウム
  縁から鋭く切れ込み、クリーム色の斑が入っています。葉も緑色ではなく少し白濁した
  感じです。
スケルトゼラニウム
  5種の中では一番深い切れ込みです。深い切れ込みの為、葉の面積が少なくデリケートな
  印象です。
ローズゼラニウム
  全体に標準的な切れ込み方です。育ち方によっては1枚の葉はもっと大きくなります。

5種
5種


センテッドゼラニウムにはいろんな品種があり、その香りと葉っぱのいろいろを楽しむ事ができます。 みなさんもお気に入りの一品を育ててみませんか。

次回はコリアンダーと種まきです。


グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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