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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.14 コリアンダー

 本当によいお天気のGWでしたね。しかし、それまでが不順な天候で植物がなかなか育たず、生産者泣かせでした。4月に種を播きましたが、急に温度が下がり芽が出ずじまいでした。種を播いて芽が出るには温度が欠かせないということを、改めて実感した今年の種播きになりました。植物を育てるということは、自然の動きを知るということになりますね。

今回はコリアンダーをご紹介します。
コリアンダーの花

コリアンダー
英名Coriander セリ科 一年草 学名Coriandrum sativum
和名 コエンドロ

 コリアンダー 和名の別名はカメムシソウ、中国名は香菜、そしてタイ国ではパクチー。このいずれかの名前はお聞きになったことがあるのではないでしょうか。多くの日本人にはなじめない香りかも知れませんね。しかし、大好きな人にはたまらない香りなのです。来日タイ国人の方々はパクチー無しでは始まらず、また沢山使うので自分たちで栽培すると聞いた事があります。

 しかし、原産地はアジアかなと思いきや、南ヨーロッパ、地中海沿岸地方です。栽培は保水力がある通気性のよい肥沃な土で日当たりのよい場所に植えてください。ポット苗を購入するもよし、種を播いて育てても良いでしょう。セリ科は直根性で移植を嫌いますので、直播きかポット播きにしてください。7月〜9月頃開花します。花は小さく白色で先にまとまって咲きますので清楚な感じですよ。生長した葉をよく観察すると、上部の葉と下部の葉の形が異なることに気が付かれると思います。上部の葉は、細かく糸のように切れていますが、下部の葉は縁がギザギザのある幅の広い繊細な葉です。

若葉、開花状態

 葉は緑色の鮮やかなうちに下から順に摘んで使います。葉を利用している間は充実した花が咲きません。と言うことは種子が取れないということです。種を取ろうと思われるようでしたら、何本かは葉を摘まず、種子収穫用にすると良いですね。緑色の種子が淡褐色に変わったころに花穂ごと収穫し、自然乾燥させます。完熟、乾燥した種子は不快臭が消え、スパイシーな香りに変わっていきます。スパイスのコーナーで小瓶に入っている小さな丸いスパイスはお馴染みかも知れませんね。コリアンダーの若葉はスープ、麺類、サラダ、ソースなどに、そして種子はピクルスや肉料理の香り付け、カレー粉のブレンドなどに利用されます。


ハーブ豆知識

種まき (コリアンダーのポット播き)

 春の種播きの季節です。春播きの発芽適温は大体20度位ですね。ポットを使って点播きの方法をご紹介しましょう。点播きは大きい種子や直根性で移植を嫌う種子を播く方法です。
今回ご紹介のコリアンダーはこの方法で播きます。
 種まき用土 : 清潔な新しい土(種子より細かい土)

点播きの方法

ポットに種まき用の用土を八分目位入れる。
深さ1cm位の穴を2〜3ヶ所開ける。
種子を穴に入れ周りの土を被せる。
最後に水をやる。

 置き場所は直射日光の当たらない所です。発芽するのに水はかかせませんから、絶対に乾燥させないようにしてくださいね。発芽までに約2週間かかります。芽が出てきたら日に当ててください。コリアンダーの種は一粒から二つ芽が出てきます。種をつぶしてみると分かりますが、二つに分かれているのです。芽が出て来たら肥料をやり、10cm位に育ったらプランターなどに植えてやります。

種子、穴を開け種子を入れる、発芽状態


いかがですか、簡単でしょう。ぜひ2年目は種播きにも挑戦して見てくださいね。芽が出て来た時はちょっと感動しますよ。きっと毎日見るのが楽しくなるでしょう。自分で一粒の種から育てたものには、また特別の思いがあるものです。大きく生長するのですからね。

次回はレモンバーベナと挿し木です。


グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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