初めての方へ
実例集
特集
おすすめ商品
会社案内
ホーム > ハーブ Vol.15 レモンバーベナ

ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.15 レモンバーベナ

 6月になりました。安定した気候になってほしいですね。といっても暑いのは、外仕事をするにはきついですが・・・・。でも植物たちが困っています。大きくなりたいのになれないといった感じです。みなさんのハーブや草花はいかがですか。機嫌よく育っていますか。今が一番の生長期です。肥料をやって、生長を助けてやりましょう。きっとみなさんの期待に答えてくれるはずです。

今回はレモンバーベナをご紹介します。
香り高いレモンバーベナ

レモンバーベナ
英名 Lemon verbena クマツヅラ科 落葉低木 学名 Aloysia triphylla 
和名 コウスイボク

 その魅力は、何と言ってもそのさわやかな香りでしょう。レモンの香りは私たちの気持ちまで明るく、すっきりさせてくれます。この葉ぐらい品性の高いレモンの香りはないと思うのは、私のひいき目でしょうか。強い香りのレモンの果実より、やさしい香りの檸檬と思うぐらいです。原産地は南アメリカ(ペルー、チリ、アルゼンチン)で、アンデス地方の人たちに薬用、飲用として利用され、特にアンデス山地の高度差に順応するための常備飲料とされていたそうです。

 栽培は日当たりのよい場所です。水はけのよい用土に腐葉土や化成肥料を混ぜて植え付けてください。購入したばかりの小さい苗は鉢植えの方がよろしいでしょう。半耐寒性(〜 ― 5℃)ですので、特に寒い地方の方は鉢植えが冬場の管理に楽ですね。20cm以上に伸びたら摘心して枝分かれさせます。そうして1年目は出来るだけ丈夫な枝を出させ、寒さに耐えられるようにします。冬場に葉が落ちる場合もありますが、大丈夫です。4月ごろ新芽がでてきますよ。大きくなると90cm〜120cm、原産地では3mにもなるということですから驚きですね。茎はだんだん木質化してきて老木のようになり、折れやすくなりますので強風などに注意が必要です。挿し木で増やすこともできますよ。時期は今頃6月が最適です。(ハーブ豆知識参照)

木質化した茎

 葉は明るい緑色で、表面がざらざらしています。ちょっと葉の付き方を見て下さい。節の所から3枚葉が出ていますね。これを輪生(りんせい)といいます。それで学名が triphylla 三葉と付いているのです。日の光を充分受けられるように、上と下の葉が重ならないように出ているのが分かりますでしょうか。植物の知恵ですね。花は先端の方に、6月〜8月ごろ白色の小さな花を輪生して咲かせます。

輪生3枚葉、輪生の小さな花、レモンバーベナの花

ハーブ豆知識

挿し木 (レモンバーベナの挿し木))

 今が挿し木(挿し芽)の適期です。レモンバーベナを挿し木で増やしてみませんか。
何本かあると、ティーに安心して葉を摘めますよ。方法は簡単です。
 挿床(用土): 清潔な新しい用土 (挿し穂の茎より細かい粒子のもの)

挿し木の方法

充実した枝を10cm位切る。
水に20分位漬ける。 (水上げ)
節を2目〜3目付け切る。柔らかい先端部分は挿し穂に向かない。(挿し穂の調整)
土に入る部分の下の節に付いている葉を落とす。もし上の節の葉が大きければ半分に切る。
あらかじめ水で湿らせた用土に竹串などで穴をあけ、挿し穂を挿す。(葉が触れ合わないように)
水を静かにかけ、挿し穂と用土を密着させる。

水上げ、挿し穂の調整
 置き場所は半日陰です。発根するまでは土を乾かさないように注意が必要です。1ヶ月位じっくり待ってくださいね。脇芽(節の葉の内側から)が出てくれば成功した印です。くれぐれも待ちくたびれて、挿し穂を引き抜き発根の状況を観察しないで下さい。


ぜひ挿し木を成功させて、香り高いレモンバーベナのハーブティーを心ゆくまで味わってください。
でも飲みすぎには注意してくださいね。

次回はボリジとアイスキューブです。


グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


ハーブ講座一覧へ>>