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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.16 ボリジ

 日本の梅雨独特の蒸し暑さは、何回経験してもうんざりしますね。その中でアジサイの澄んだ青色や、クチナシの香り(少し濃厚すぎますが)はダレていた視覚と嗅覚を呼び覚ましてくれます。そして植物が目を見張るほどにぐーんと生長するのが、この梅雨時です。しかし、長雨ですと病害虫の心配が出てきますね。移動できるものは軒先など雨に当たらない所に避難させましょう。

今回はボリジをご紹介します。
ボリジ メイン

ボリジ
英名Borage ムラサキ科 一年草 学名Borago officinalis 
和名 ルリヂシャ

 ボリジの花が好きな方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。私もそのひとりです。あの澄んだブルー(ホワイトもありますが)の星型の花は人を引きつけますね。上から見ると5弁の繊細な花びらの隙間から5枚の尖った萼片が顔を出しています。そして中央にはくちばしのように尖った雄しべたち。造形的でなんとも魅力的です。一度出会ったら忘れられないハーブのひとつでしょう。そのように優しげな花なのに周りは剛毛に覆われています。特に茎や萼など写真で見ると針のようですね。学名のBoragoの意は「毛の多い衣服」で、全体が剛毛に覆われていることに由来します。

青花ボリジ、白花ボリジ

 原産地は地中海沿岸です。ですから植え付けるには、日当たりのよい場所で、軽く乾燥した肥沃な土壌が適しています。上手に育てるとかなり大きくなりますので、株間は30cmぐらい必要です。種を播くのでしたら春と秋に播けますが、秋に播く方がお勧めです。冬を越した株は、春から大きくなり初夏に沢山の花を咲かせます。また移植を嫌いますので直播きがよいでしょう。2年目にはこぼれ種から芽が出てきたりしますよ。花期は4月から秋までと長期に楽しめます。

ポット苗、植え付け後、開花間近

 葉はいつでも収穫できます。若い葉は香りも味もキュウリに似ていて、少量を刻んでサラダの香りづけにします。葉にはカリウム、カルシウム、ミネラル塩が含まれています。生花は萼片を取り除き、サラダの飾りにしたり、砂糖漬けにしてケーキのデコレーションなどに使います。また、酸の中(ワイン、レモン水)に入れるとピンク色に花色が変わりますよ。花壇に利用するのもいいですね。花は長期に楽しめますからブルー系の花壇にはぴったりです。

砂糖漬け、花壇のボリジ

ハーブ豆知識

アイスキューブ

 ボリジの花はアイスキューブにするのに打って付けです。あの愛らしい花を氷の中に閉じ込めるのです。そして飲み物の中に浮かべたりすると、とてもおしゃれですよ。

作り方


開花後の花を摘み、萼片を取り除く。


製氷皿に花を入れ、水を注いで
  冷凍庫に入れる。


氷に固まったら出来上がり。

 ボリジだけでなく、いろんなハーブも試して見ましょう。ミントの小さな葉や、レモンバームなども良い材料ですね。目にもさわやかな飲み物で、梅雨時の蒸し暑さをひととき忘れましょうか。

次回はラムズイヤーとタッジーマッジーです。


グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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