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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.19 マロウ

 肌さむいですね。でもこれが11月の気候でしょう。紅葉も日一日と増してくる、日本の秋です。山に入りかさこそと落ち葉を踏む音がまたいいですね。ほのかに枯れ葉の匂いが足元からしてきます。これも一つのアロマテラピーでしょう。そういえば、ちょっと気を配れば、そこ、ここ、あそこにいろんな香りのするものがいっぱいです。あなたの身近のほのかな香りを見つけてみましょう。

今回はマロウをご紹介します。
マロウ メイン
マロウ
英名high mallow アオイ科 多年草 学名Malva sylvestris
和名 ウスベニアオイ 

 直立性のマロウは高さ2mを越す場合もあります。鉢植えの場合は1mぐらいですが、地植えの場合は2年目ぐらいからみごとに育ちます。原産地は南ヨーロッパで日なたの荒地に自生しますから、日当たりと水はけのよい土であれば特に問題はありません。古代ローマ人に大切にされ、食用と薬用の両方に使えるため、各家庭で栽培されていたようです。きっと存在感のあるハーブだったことでしょう。

 種まきは春4〜5月と秋9月〜10月が播き時です。アオイ科は直根性で移植を嫌いますので、直播きにしましょう。高さが高く、よく枝分かれしますので、株間は1m位必要です。地植えでない場合は、ポットに点播きして本葉が3〜5枚ぐらいの幼苗の時に10号鉢に植え付けます。嬉しいことに、こぼれ種からも芽がでてきますよ。  開花期は5月〜8月で、紅紫色の花弁は5枚で濃い色の筋が入ります。花の直径約3cmと大きく、葉の付け根のところから細い花柄を出して咲きます。

マロウの苗、花壇植え、開きかけの花

 収穫は開花直前か直後で、開いた日のうちに摘み採ります。葉や根は7〜9月に収穫し乾燥保存します。花はもちろん乾燥させてマロウティーに、若い葉は食用として天ぷらやサラダにして食べます。また薬用として花・葉・根の煎液はうがい薬や咳止めなど、特に気管支系の病気に用いられています。そして、花壇に植えれば存在感のある大型ハーブとして目を引きますよ。

 この他に同じ属ではゼニアオイ(Malva sylvestris var. mauritiana)やピンクと白の花色がある、ムスクマロウ(Malva moschata)があります。ムスクマロウは花壇に植えられ、その花びらは薄く繊細です。

ゼニアオイの姿、ゼニアオイの花、ムスクマロウの姿、ムスクマロウのピンク花

ハーブ豆知識

マロウティー

 ハーブティーのことは以前にもご紹介しましたね。今回のマロウはとてもきれいなブルーになるハーブティーとしてよく知られています。ご存知の方もいらっしゃることでしょう。

入れ方

 一人分ドライマロウ3〜5輪をティーポットに入れ、お湯を注ぎます。

 花が開くと鮮やかなブルー色になります。

 また、そこに酸(レモンなど)を加えるとピンク色になり、

 見た目もきれいですよ。







綺麗なブルー色、レモンを加えると・・・、ピンク色に変色

 ティータイムのおもてなしに入れるには、とても好いと思うのです。特に知らない方には意外性があって話が盛り上がることでしょう。一度お試し下さいね。

次回はスィートマジョラムと乾燥法です。


グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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