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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.25 ジギタリス

 ハーブ講座もこの4月で3年目を迎えました。いろんなハーブをご紹介させていただきましたが、今回から花壇など庭植えに向く美しい花を持つハーブをご紹介したいと思います。今までにも花壇に向くハーブは沢山ありました。香りを持った美しい花は、何と言っても花壇の魅力です。主役になるハーブ、名脇役になるハーブ、それぞれの個性を大切にハーブガーデンを作ってみませんか。

今回はジギタリスをご紹介します。
ジギタリス メイン
ジギタリス
英名 foxglove 学名 Digitalis purpurea  和名 キツネノテブクロ 
ゴマノハグサ科 二年草又は多年草

 5月〜7月にかけて紫紅色の花が50儖未諒羮に、ややうつむき加減に咲いているのを見たことはありませんか。花は筒状で内側には白い縁取りの濃紅色の斑点が、不規則に付いていて軟毛があるのが特徴です。草丈は100〜150僂砲覆蠅泙垢里如△なり目立つ存在ですね。花色も紫紅色、ピンク、白、黄色などがあり、花形、草姿などいろんな変異種があります。

紫紅色、サーモンピンク色、白色

 地中海沿岸地方西部が原産地の中心です。日当たりを好みますが、半日陰でも育ちます。乾燥にも強く育てやすいハーブです。ドイツでは半日陰の法面で野性化しているのを見かけました。土には水はけをよくするよう、腐葉土を混ぜておきます。何本か植えるだけでも華やかさが違いますので、ポット苗を購入して花壇に植えてみましょう。もちろん種を播いて育ててもよいのですが、今年5月頃種を播くと、定植は秋10月頃で、花を見るのは翌年の5月頃となる二年草なのです。じっくり育てる楽しみがありますが、早く花を見たい方は、やはりポット苗を購入するのをお勧めしますね。植えつける時に元肥(緩効性肥料)を入れるのを忘れないようにしましょう。かなり大きくなりますので株間は30儖幣絛けてくださいね。長く伸びた茎は秋に枯れて、幼苗時と同じくロゼット状(地面に放射状に伏せた状態)になります。

野性の花(ドイツ)、ポット苗、庭植え

 イギリスのWisley Garden の温室で2mは越すと思われるジギタリスを見ました。改良された園芸品種と思われますが、あまりの巨大さ、花付きのよさにびっくり、こうなるとあまり私たちの花壇には合いませんね。そしてスイスのガーデンでは帯化した花を見ました。細胞分裂がうまくいかず、茎が癒着した状態です。花も本来は筒状ですが、雄しべの数からして相当数の花が一緒になり開いた状態でした。

巨大な花茎、帯化した花、裏側の様子

 最後に気を付けていただきたいことがあります。ご存知の方もいらっしゃるでしょう。このジギタリスは葉に薬用成分を含みます。強心利尿剤となる劇薬です。口に入れることなく、注意して扱いましょう。

次回はベルガモット(モナルダ)です。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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