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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.26 ベルガモット

 やっと寒さから抜け出しました。植物がどんどん生長する時期ですね。新緑の黄緑色の柔らかい葉がなんとも優しく目に飛び込んできます。この柔らかかった葉が濃い緑色になり、しっかりとした葉になるのはもうすぐです。私たちもおちおちしていられません。ハーブガーデン作りに励みましょう。今が植え付けのベストシーズンです。お気に入りのハーブを植えてみましょう。

今回はベルガモットをご紹介します。
ベルガモット メイン
ベルガモット
英名 bergamot 学名 Monarda didyma  和名 タイマツバナ 
別名 モナルダ、ビーバーム シソ科 多年草

 イタリア産のベルガモットオレンジに香りが似ているため、ハーブではベルガモットの名前で呼ばれています。学名はモナルダ。スペインのセビーラの植物学者に因んで付けられました。別名はビーバーム、この花に蜜蜂がよく集まるところからです。和名は燃え盛る赤いたいまつのようなのでタイマツバナ。なんと沢山の呼び名でしょう。それぞれの地域でいろんな呼び名があるのは、植物ではよくあることです。それだけ人々とのかかわりの深さが読み取れますね。

 まずは1ポットの苗から始めましょう。植え付け場所は、日当たりから半日陰で元気に育ちます。土は水持ちのよい土がいいですね。そして忘れずに元肥を入れます。ポット苗は下から2節ぐらいの上で切り(摘芯)、脇芽を出させて株を大きくしてやりましょう。草丈は1m以上にもなります。植え付ける周囲40僂漏けて下さいね。多年草ですので、翌年にはもっと大きな株になり沢山の花を咲かせて見事ですよ。

ポット苗、ピンチして植え付け、2年目の株

 耐寒性があり育てやすいハーブです。しかし、同じシソ科でも北米原産のベルガモットは乾燥が苦手です。夏は乾燥させないよう水やりに注意してくださいね。肥料は春と秋に緩効性肥料をやりましょう。種から育てる場合は3〜4月に播きます。また挿し木も簡単で、5〜6月、9〜10月が適期ですよ。そして、2、3年後に必ず必要になる株分けは春3〜4月、秋9〜10月に行います。

 シソ科特有の四角い茎は直立し、葉には軟毛が生えています。花に特徴がありますね。唇形花はぐるりと輪の状態に密生して茎の頂上に咲きます。花の下の苞葉も赤く色づきます。この花の形が燃え盛るたいまつをイメージしているのですね。また花びらが散った後の、丸い形もかわいいものですよ。園芸品種としては、花色がとても豊富です。白から桃色、赤色、紫色とありますので、見つけたら好みの色を植えてみてください。

緋赤色花、ピンク色花

 花や若葉には辛味と香りがありますので、サラダに利用できます。また「ケンブリッジ・スカーレット」Monarda didyma ‘Cambridge Scarlet’と呼ばれる品種の葉と花は古くからインディアンの方がお茶として飲んでいたようです。リラックス、疲労回復効果があるので忙しい私たちにはぴったりのティーではないでしょうか。そして、乾燥させてポプリやドライフラワーにも利用できます。ワイルドベルガモット Monarda fistulosa 和名ヤグルマハッカも観賞用としていろんな花色があります。

ケンブリッジスカーレッド、ワイルドベルガモット

 ベルガモットの花はきっと皆さんのハーブガーデンで、なくてはならない花になることでしょう。大きくなったら株分けして、ハーブ仲間と分け合うのもいいですね。

次回はアーティチョークです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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