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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.31 ヤロウ

 「暑さ寒さも彼岸まで」 本当にそうでした。お彼岸を過ぎてめっきり涼しくなりましたね。秋晴れのよい天気のときには、ハーブの収穫や手入れがしやすいときです。空気が乾燥していますと、収穫したものもよく乾き、色あせが少なくなります。作業の後にゆったりとハーブティーを飲んで、充実した秋のひとときを過ごすのはいかがでしょう。

今回はヤロウをご紹介します。
ヤロウ
ヤロウ
英名 common yarrow  学名 Achillea millefolium  和名 セイヨウノコギリソウ
別名 アキレア  キク科 多年草

 この葉が細かく切れ込み鋸葉のようだから、和名はセイヨウノコギリソウです。きっと「ああなるほど」と、思われることでしょう。学名のmillefolium も「多数の葉」の意味です。原産地はヨーロッパで古くから薬効のある重要なハーブとされてきました。しかし、今は観賞用の園芸品種がいろいろ出てきて、高さも30〜100cmと花壇によく合います。
 栽培は日当たりを好みますが少々の日陰の場所でも育ちます。また、土も選ばず育てやすいハーブですよ。春に苗を植え付けますが、大株になりますので30〜50儖未陵祥気鬚發燭擦泙靴腓Αまた、種まきは春から秋までいつでもできます。そして、多年草ですので大株になれば株分けで増やすこともできますよ。株の老化を防ぐためにも、2〜3年に1回春か秋に株分けを兼ねて植え替えるといいですね。耐寒性もありますので、冬越しに問題はありません。花は小花が集まりボリュームがあります。花色もピンクを帯びたものから白色と、一株の中に混ざっているのもありますよ。

大株のセイヨウノコギリソウ、混合する花色

 セイヨウノコギリソウの花は白ですが、園芸品種では愛らしいピンクや赤花があります。しかし、一つ難点があります。それは、繁殖力が強く地下茎でよく増えて、だんだんと他を占領していくことです。贅沢な悩みかもしれませんね。あまり増やしたくない方は、鉢植えや、掘り上げて地下茎を整理するとよいでしょう。

セイヨウノコギリソウの苗、セイヨウノコギリソウ、アカバナノコギリソウ

 セイヨウノコギリソウの他に茎が太く、葉が肉厚で大きいキバナノノコギリソウAchillea filipendulina があります。これは茎1本に着いている花数が多く、重いぐらいのボリュームです。そして、日本にも自生しているノコギリソウAchillea alpina もありますよ。これは逆にそそとした感じですね。

キバナノノコギリソウの苗、キバナノノコギリソウ、ノコギリソウ

 花期は6〜9月です。花は株元から刈り取ってドライフラワーにできます。秋には株元から刈り取り、刻んで堆肥に混ぜてみましょう。枝葉には堆肥の分解を促進する働きがあります。

次回はヒソップです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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