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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.35 マートル

 日本列島が冷凍庫になったような寒さです。雪による被害も多く、自然の脅威をひしと感じます。四季のある日本ですから、暑さ、寒さはむしろ日本の特色です。しかし、被害が大きくなってきますと、そうとばかりも言っておられません。なんとか大きな被害が出ないように祈るばかりです。その寒さの中でも、緑の葉を着けているハーブもあります。

今回はマートルをご紹介します。
マートル
マートル
英名 myrtle  学名 Myrtus communis  ギンバイカ  フトモモ科  常緑低木

 南ヨーロッパ・中東原産で、日当たりのよい乾燥した場所が適しています。苗木を植えるなら4〜5月頃に、植え穴には元肥に堆肥などをすき込んで植え込みます。枝がよく伸びますので、花後や3月ごろ刈り込むとよいでしょう。肥料は春先に化成肥料を株元に一握りばら撒く程度です。刈り込んだ枝から4月下旬には新芽が出始めます。いきいきと出る新芽はつやがあり、葉をもむとスパイシーな香りが漂います。木の高さは1.5〜2m位になりますが、毎年刈り込んで低く抑えるようにするといいですね。5月になると十字対生の葉腋から長い花柄をつけた花芽を出します。次から次に咲いてくれるのが嬉しいですね。

4月の芽吹き、出揃う新梢、葉腋から出る花芽

 マートルは古くから愛の象徴の木とされ、イギリスでは花嫁のブーケにも入れられていたそうです。和名のギンバイカは銀梅花と書き、5弁の白色の花が梅の花に似ていることに因ります。花の時期は5〜7月で、直径2僂硫屬和真瑤陵困靴戮鮹紊韻泙后それで清楚ですがとても華やかに見えるのですよ。また、その蕾の時がとても愛らしいのです。丸くぷっくりと膨らんだ様子から開花の状態が待ち遠しくなります。

多数の雄しべ、愛らしい蕾

 花が終りしばらくすると、丸く膨らんでいるのに気がつきます。これが果実です。10月頃になると黒く色づきますので収穫し、これを乾かさないように貯蔵します。中には茶色の種子が3〜5個入っています。春3月に播くことも出来ますので挑戦してみるのも楽しいですね。もちろん挿し木もできますよ。

丸く膨らんだ果実、黒く熟した果実、果実と中の種子

 私は生け花の花材として知り、挿し木をして植えたのが始まりです。良い匂いの葉っぱに清楚な梅に似た花、とても魅力的な木ですね。

次回はフィーバーフューです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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