ハーブ講座

やはり予想通り今年の桜の開花は平年より遅いですね。私たち日本人が大好きなさくら、いろんな種類のさくらがあり、そして開花時期により趣も違うところなど、いろんな楽しみ方ができるのもさくらの魅力でしょう。満開の下を歩くのも良いですが、散りゆく下を歩くのはもっといいと思ったりします。みなさんはいかがですか。でも、あんなに騒いだのに、花が終わるとあまり振り向かれなくなるのが寂しいですね。 今回はコンフリーをご紹介します。 |
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コンフリー 英名 comfrey 学名 Symphytum officinale 和名 ヒレハリソウ 別名 シンフィツム ムラサキ科 多年草
ヨーロッパ、西アジア原産で、古くから傷薬として重要視されていたようです。また食用にもされているようですが、健康障害が言われていますので食べないでおきましょう。ここでは観賞用として扱います。花壇に植えても下向きの花がかわいいハーブです。半日陰から日当たりのよい所まで植えられます。土は保水性のあるものが適しています。多年草ですから、植えて2年目には株が大きくなりますので、株間は60㎝位あけましょう。種まきからする場合は、春4~5月、秋9~10月が適期です。また大きくなったら、株分けの方が容易ですね。株分けは3~4月、秋の10月ごろです。多年草ですので、葉や茎は冬には枯れますが春には新芽が出てきますよ。 |
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高さは100㎝位になり、全体に白く短い毛がありますので、葉に触るとざらざらして独特の手触りです。長さは約25㎝とかなり大きな葉ですよ。初夏~秋に筒状の花が下向きに咲きます。開花始めは花茎が曲がり、その先に束になったように咲きます。しかし、生長すると花茎が伸びてきます。品種は、
Symphytum officinale 一般のコンフリー、Symphytum asperum プリックリーコンフリー、 |
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ハーブガーデンもそろそろ活性化してくるころですね。気温が上がってくると、日一日と生長してきます。その生長振りを楽しみましょう。 |
次回はハマナスです。
グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター
http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり