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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.39 ダイヤーズカモミール

 平年並みの梅雨入りのようです。里山の方に行くと、水田には植えたばかりの苗が、頼りなさげに風に揺れていました。あの細い苗が、秋には実って大きな株になるのは見事です。天(太陽)と地(土)とそして、山からの水と大気との総合力です。ハーブガーデンのハーブ達も、いきいきとしています。長雨になるようでしたら、枝透かしや刈り込みなどで蒸れを防ぎましょう。

今回はダイヤーズカモミールをご紹介します。
ダイヤーズカモミール
ダイヤーズカモミール
英名 Dyer's chamomile golden marguerite 学名 Anthemis tinctoria
和名 コウヤカミツレ
別名 イエローカモミール キク科 多年草

 地中海沿岸から中央アジアにかけて山野、路傍、畑地などに生えている花です。特に栽培上の困難はありませんので、手軽に花壇に植えられますよ。草丈は60cmぐらいで、冬の寒さや夏の暑さにも強いです。冬の葉は寒さにより、少し赤紫を帯びてきますが問題はありません。ロゼット状(タンポポのような低い姿)で寒さに耐え、春には緑色の葉に戻ります。そして、花の時期には長く花茎が伸びてきます。3年も経つと株が大きくなり姿が乱れてきますので、株分けを兼ねて植え替えるといいですね。また、思いもかけぬ所に新しい芽が出てきます。種が飛んで生えてきたものです。プランターに植えても株元にこぼれ種からの芽が出てきますよ。

冬の草姿、春の草姿、花茎が伸びた草姿

 花期は6月〜8月です。直立した花茎は4〜8本に枝分かれし、先に直径3僂硫色の花を着けます。周囲が舌状花で濃黄色、中心部の筒状花は茶色を帯びた黄色です。沢山花を着けた姿はとても魅力的ですよ。葉は切れ込みのある羽状葉です。冴えた黄色の花が夏の花壇を明るくしてくれますし、切り花にも活用できますので、植えておくと重宝しますよ。そして、英名のダイヤーズの名の通り、この花は染料になります。媒染剤にもよりますが、色は黄色系に染めることができます。

枝分かれ、黄色の花、咲き誇った状態

 ダイヤーズカモミールを栽培し、その花で染色を楽しまれるのもいいですね。きっと素敵な一日になることでしょう。

次回はエルサレムセージです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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