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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.47 オリーブ

 冷え込む日もありますが、やはり2月です。ロウバイやウメも香り高く咲いてきました。ピーンと張り詰めた冷えた空気の中で、かおりはいっそう引き立ちすがすがしいですね。これからもどんどん春のかおりが届いてくることでしょう。少し外に出て春のかおりにふれてみましょうか。そこまで春が来ているようです。

今回はオリーブをご紹介します。

オリーブ
オリーブ 
英名 olive  学名 Olea europaea  別名 オリバ、オレイフ
モクセイ科  常緑中高木

 紀元前4000年の昔から栽培されていたという歴史のある樹木です。以前オリンピアのオリンピック競技会の勝利者に贈られるのはオリーブの冠であったとご紹介しましたね。地中海沿岸原産のオリーブは日当たりと水はけの良い場所に植えつけますが、中高木になりますのである程度の広さが必要です。もし無理でしたら鉢植えで楽しみましょう。3〜4月が植付け適期で、アルカリ性の土を好みますので、苦土石灰と骨粉入り油粕を元肥として土に混ぜ込みます。乾燥に強く、その後は大きくなり過ぎないよう剪定をします。オリーブは、多量の花粉を飛散させる風媒花です。しかし、なかなか1本では実がつきにくいので、近くに異なる品種の株を植えると良いでしょう。受粉樹には花粉が多い品種ネバディロブランコが適しているようです。また、1本でも比較的実がつき易い品種ルッカもあります。
 樹皮は灰緑色、葉は披針形でかたく、表面は暗緑色ですが裏面は銀灰色で涼しげに見えますよ。葉の腋から分かれた花枝には、小さな黄白色の4弁花の花をつけます。花を多数つけると、木全体が黄色を帯びた乳白色になり、葉の暗緑色とのコントラストが映えます。

オリーブの木、鉢植え、花

 花の時期は5〜6月で、花にはほのかに芳香があります。また、1月の平均気温が10℃以下でなければ花がつきにくくなりますので、鉢植えは外の外気にさらした方がいいですね。6月にもなりますと、花の後にかわいい小さな実ができてきます。しかし、全部が完熟するわけではありません。いつの間にか自然落果します。花芽分化をする冬〜春に乾燥させないよう、また肥料も適時施し、結実能力を欠く不完全花(柱頭の発育不全)にならないようにすることが大切です。

開花5月、小さな果実6月

 9月頃から収穫ができます。未熟果のグリーン・オリーブは塩漬けに、10〜11月の完熟果ブラック・オリーブは加工用やオイル用に使われます。果実の色の変化を見ているだけでも嬉しくなってきますね。 しかし、そのままで食せないところが残念でなりません。とてもしぶく、苦いのです。 

9月、10月、11月

 オリーブが実ったら塩漬けをしてみたいですね。頂いて食べたことはありますが、まだ作った事はありません。シンボルツリーとして実用を兼ねて育ててみませんか。

次回はスイートバイオレットです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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