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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.52 フレンチタラゴン

 暑さが厳しいですね。ハーブガーデンの植物たちも青息吐息でしょう。暑さが苦手のハーブは、少し刈り込むなどして株元をすっきりさせ、枝も透かすと、少しは蒸れを防げます。地植えのハーブには水やりは必要ないのですが、あまりに暑く雨も降らない時には、やはり水をやらないと植物がもちません。水やりは朝9時ごろまでにやるのが効果的です。

今回はフレンチタラゴンをご紹介します。

フレンチタラゴン
フレンチタラゴン
英名 french tarragon  学名 Artemisia dracunculus
別名 エストラゴン estragon(仏語)  キク科  多年草

 ヨモギと近縁のタラゴンには2種類あります。1つはロシア南部から中央・東ヨーロッパ原産のフレンチタラゴン。フランス名はエストラゴンです。不稔性で花を咲かせることが少なく、開花しても結実しませんので、種子繁殖はできず挿し木、株分けになります。ポットの苗を購入して始めることになりますね。もう1つはロシアンタラゴン(Artemisia dracunculoides)です。草っぽい香りで繁殖力旺盛。花が咲き種をつけますので、播種、挿し木、株分けができます。タラゴンの名前で売られている種子は、ロシアンタラゴンになります。一般にお料理に使うのは、香りのよいフレンチタラゴンです。
 日当たりのよい場所に、水はけ、通気性のよい用土で植えます。夏の高温に弱いので、鉢植えの場合は風通しのよい涼しい場所に置きましょう。地植えの場合は遮光をするといいですね。冬には地上部が枯れますので、株元から枝を切り戻します。1月頃になると株元から新芽が出てきます。2月頃にこの新芽をそれぞれ株分けして、新しい用土に植え替えます。

1月新芽が出る、2月株分け・植替え

 鉢植えでは、あまり大きくなりませんが、地植えでは草丈50〜60cm位に育ちます。5月頃までは順調に育つのですが、暑さと加湿に弱く、6月の梅雨入りからは少し育てにくいですね。8月頃には姿が乱れ、枯れも目立ってきました。でも、さすがに英国で見たフレンチタラゴンは5月でしたが、元気で生き生きしていましたね。

4月初旬の草姿、8月の草姿、5月英国での草姿

 この枝をビネガーにつけて、タラゴンビネガーにします。フランスの伝統的なハーブミックス(合わせ調味料)「フィーヌ・ゼルブ」にはチャービル、チャイブ、パセリと一緒に用います。

次回はステビアです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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