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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.56 ウィンターサボリー

 新年おめでとうございます。年ごとに天候が不順で、植物にとり決して過ごしやすい所とは言えなくなっています。夏の猛暑と冬の寒さ、春や秋の短さなど、急激な変化は人以上に大変なはずです。植物は植えられた所から動くことが出来ないので慣れるまでは、人がその対策を取るようにしましょう。さて今年はどんな天候になることでしょう?

今回はウインターサボリーをご紹介します。

メイン
ウインターサボリー
英名 winter savory  学名 Satureja montana
シソ科  耐寒性常緑半低木

 原産地は地中海沿岸地方で古代では最も香りの良いハーブの一つに数えられていたようです。ピリッとしたスパイスのような強い野性的な香りです。日本には明治に導入されています。  ウインターサボリーは日当たりよく乾燥したところに植え付けます。少しやせ地の方がよいでしょう。最初は播種よりポット苗を購入して秋に植え付け、冬の間は株元をマルチングするとより安全です。大きくなりますと枝は直立から斜めに伸び、草丈30〜40儖未飽蕕舛泙垢里燃間は30儖未箸辰討きましょう。葉は幼苗の頃はつやのある緑色の卵形ですが、育つと線状披針形で先端が尖り長さ約3冑約4舒未砲覆蠅泙后B腓く育ってきましたら、秋や春に短く刈り込み、新芽を出させましょう。形よく刈り込みが出来るのでガーデン用としても有用です。5月頃に挿し木で増やすこともできますよ。

ポット苗、地植えの苗、線状披針形の葉

 開花期は7〜9月で白から薄い紫色の唇弁花を着けます。大きさが1冂の花は枝の先端の葉腋に3〜7個づつ着き、緑色の萼は鐘状で先端では5裂になります。縦に連なって咲く姿は清楚な感じです。随時枝を刈り取り料理に利用しますが、特に花を着ける前が枝も木質化せず、香りも高いようです。乾燥すると風味が強くなりますので使う量に注意しましょう。これを使ったスパイスには、南フランスプロバンス地方の「エルブ・ド・プロバンス」が特に有名です。乾燥したウインターサボリーの葉とオレガノ、コモンタイム、ローズマリーをミックスしたもので、煮込み料理やピッザなどに重宝しますよ。

 サマーサボリー summer savory(Satureja hortensis)と呼ばれる非耐寒性の一年草もあります。春から夏にかけて直播きをします。生葉を間引きしながら利用し、保存用には開花直前から満開期間の茎を刈り取り束ねて乾燥します。その後は毎年こぼれ種から芽が出てきます。共に料理、ポプリなどに利用されます。 

唇弁花、エルブ・ド・プロバンス、サマーセボリーの種子

 「エルブ・ド・プロバンス」を作ってみましょう。紹介しましたのはウインターサボリー50%、オレガノ30%、コモンタイム10%、ローズマリー10%のミックスです。豆料理、温野菜(南仏料理のラタトゥイユ)、チーズ料理などにスパイスとして大活躍するでしょう。

次回はアニスです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

http://hana-midori.blogspot.com/ブログ「世界の花とみどり」 旅人花みどり 


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