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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.66 ウッド・セージ

  とても天候が不順です。今までにない大雨で土砂崩れという所が何か所もありました。やはり気候が変動しているということでしょう。これからは、想定外ということが沢山あるように思います。それもこれも、私たち人間の営みの結果でしょうか。近い将来、今ある植物は暑さに追いやられ段々北上し、南からは熱帯・亜熱帯植物が分布を広げてきそうです。

今回はウッド・セージをご紹介します。

ウッド・セージ
ウッド・セージ
英名 wood sage  学名 Teucrium scorodonia  別名 ガーリック・セージ
シソ科 ニガクサ属  多年草

 一般にはあまりお目にかからないハーブです。セージと言ってもSalvia属のセージではありません。
ニガクサ属で同じ仲間には以前にご紹介しましたウォール・ジャーマンダーなどがあります。原産地は地中海沿岸からアジア南西部で、日当たりから日陰まで栽培できます。酸性土壌地に自生していますので、用土は水はけの良い弱酸性から中性の土に植えつけます。繁殖は播種が4〜5月と9〜10月、挿し木は5〜10月、株分けは秋10〜11月と春3〜4月ですので、容易に増やすことが出来ますよ。
 春 3月に新葉を出し、葉は対生で縁には鋸歯があります。そして、表面には柔毛があり、葉脈が目立つのが特徴です。茎はシソ科特徴の紫褐色の四角でよく枝分かれし、株元から何本も立ち上がって開花時には高さ30〜50cmになります。

春の新葉、葉は対生、草姿

 開花期は6〜8月で、6月に蕾がふくらみ穂状花序に花を着けます。花は淡黄緑色で小さく、シソ科特有の唇形状花は上唇がなく雌しべ、雄しべが上に突き出ている状態です。色が薄く優しい色合いですので、あまり目立ちませんね。草全体に独特の野生っぽい香りがします。開花後1か月もすると花穂全体が褐色になり、ゴマより小さい種を採種できますよ。

6月蕾ふくらむ、穂状花序、花の形

 特に存在感があるハーブではありませんが、あまり栽培されていないので珍しいでしょう。栽培も簡単ですので、チャンスがあればトライしてみるのも良いですね。

次回はキャットニップです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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