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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.79 ミョウガ

 10月になると暑かった夏の名残も失せて、秋の気配が強くなってきます。空気が澄み秋晴れの日が続くと、植物の花色も鮮やかになってくるのが感じられます。キンモクセイの香りや、キク、秋の七草などが目に映り、北からは初冠雪の話題も届きます。ハーブガーデンでは花セージ類、ローズマリー、ローゼルの花が見ごろでしょう。

今回はミョウガをご紹介します。

クズ
ミョウガ
英名 myoga  学名 Zingiber mioga  和名 ミョウガ (茗荷)
ショウガ科  多年草

 薬味のご三家(サンショウ、ミツバ、ミョウガ)と言われる物の一つです。中国東南部原産で、古くに日本に持ち込まれたようです。植え付けに適した場所は半日陰の湿った場所です。植え付けの適期は芽が出る前の春3〜4月と、葉が枯れた秋10月下旬頃です。腐葉土、堆肥、苦土石灰を混ぜ込んでおき、芽が4〜5個ついた地下茎を深さ5cm位に植えつけます。追肥として化成肥料を6〜10月に2〜3回やると生長が良いでしょう。3〜4年位に一度掘り起こして株分けをし、新たな場所に植え替えます。プランター栽培もできますので手軽にやってみるといいですね。
 4月中旬ごろ、地下茎から葉を出します。伸びて茎のように見えるのは偽茎で、葉の付け根部分の下部は鞘状になっていて、これらが重なり合い茎のように見えるのです。ハウス内で葉が展開する前の偽茎を軟白し、弱光下で薄紅色にしたものを「ミョウガタケ」と呼んでいます。これはなかなか手間のかかる作業です。一方、露地では偽茎に光を受けるので白〜緑色になります。葉は夏には生長して100cm位に茂りますよ。

4月新芽が出る、露地でのミョウガタケ、偽茎から展開する葉

 6月頃、葉が茂った株元の地下茎の先から、長さ5〜6僂領敲匸の苞に包まれた花穂が出てきます。この花穂の中には蕾が3〜12個(花蕾)入っています。これがミョウガ(花ミョウガ)で夏に採れるのを夏ミョウガ、秋に採れるのを秋ミョウガと言っており、秋の方がふっくらとして大きいようです。収穫するなら花が咲く前に付け根から切り取ります。花は淡黄色で一日で枯れ、花穂の中にある蕾の数だけ次から次に咲き続けます。
 ミョウガの香り成分はαピネン類で、揮発性が高いので使う寸前に刻みましょう。さっと水にさらしてアク抜きしそば、そーめん、冷奴などの薬味にします。天ぷら、酢の物、みそ汁、サラダ、マリネなどにも利用できますよ。また薬用としても用いられているようです。

根茎から出る花穂、淡黄色の花、1日花の名残

 ミョウガの刻み方には  〜^櫃鳳茲辰董    “省に切り、縦に斜め切る
             ∩^櫃鮴擇襪茲Δ法  “省に切り、輪切りにする
 それぞれの使い方により使い分けて下さいね。

次回はターメリックです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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