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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.81 ユキノシタ

 暖かかった11月も終わり、12月に入りやっと冬らしく寒くなってきました。今年の紅葉は期間が長いようで、まだ紅葉も見頃です。色づいた葉が北風の中に舞い落ちると、本格的な冬の到来です。風邪を引かないようにして、年越しの準備もぼつぼつ始めましょう。 

今回はユキノシタをご紹介します。

ユキノシタ
ユキノシタ
英名 strawberry geranium  学名 Saxifraga stolonifera  和名 ユキノシタ 
ユキノシタ科   耐寒性多年草

 日本、中国原産で、湿りけの多い半日陰や木陰でよく生長します。乾燥をきらいますので、鉢植えにしても、木の下などに置くのがよいでしょう。用土は腐植質に富んだ土ですが、肥料は必要ありません。植えっぱなしで、長年たち増えてくると順次処分する感じですね。

 花茎も入れると高さ約50儖未砲覆蝓⇒佞簍嬖舛覆描漢陲冒討ぬ咾あります。長い葉柄を持つ根出葉はやや肉厚で円状の腎円形です。縁が浅く切れ込んでいて丸く、表面は暗紅緑色で葉脈に沿って白い斑が入るのが特徴です。また裏面は暗紫色を帯び表面と対象的です。繁殖は根元から紅紫色のランナー(匍匐枝)を伸ばし、その節に付く小苗で増やします。

粗い毛と葉脈の白い斑、裏面は暗紫色、根元から伸びるランナー

 開花期は5月〜7月で株元から長い花茎を伸ばします。その下の方から、左右対称形の白花を多数つけます。花は5弁で、上側の3枚と下側の2枚は形が違い、上側の花弁は小さく約3〜4mmです。その上部には赤味を帯びた紋があり、基部には黄色い斑点が見られます。下側の2枚の花弁は純白で大きく15〜20mmです。目立ちませんが、よく見れば清楚で美しい花ですね。

 ユキノシタは交雑しやすいのか、ニシキユキノシタ(別名シロミャクアオユキノシタ)、アオユキノシタなどがあり、葉の表裏の色合いや白脈の入り方、花の紋の濃淡などに変化があるようです。(上右側の「根元から伸びるランナー」と下3枚の花の写真はニシキユキノシタです)

 葉は食用に利用します。葉の裏面に薄く衣を付けて揚げる天ぷら(白雪揚げ)、おひたし、ゴマあえ、辛しあえなどです。また民間薬として用いられています。

長い花茎、左右対称形の白花、花弁にある紅色の紋と黄色い斑点

 古くから民家の日陰で育てられている植物です。火傷やかぶれ、虫刺されにも効果があると言われ、いざと言う時民間薬として利用するためかも知れませんね。

次回はツワブキです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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