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ハーブ講座

始めよう 楽しもう ハーブ Vol.83 フキ

 節分・立春も過ぎました。少しずつですが、厳しい寒さを通り越した先に、春の気配を感じるこの頃です。日の入りが遅くなっているのがよく分かります。植物がいち早く察知し、宿根草からも新芽が出てきましたし、緋寒桜の蕾も膨らんできました。それを人は目で見て春が来たと感じる。
植物ってすごい!! 

今回はフキをご紹介します。

フキ
フキ
英名 fuki  学名 Petasites japonicus  和名 フキ  別名 ヤマブキ、ノブキ
キク科  多年草

 里山に行くとよく一面に生えている所があります。日本ではお馴染ですね。原産地は日本、朝鮮半島、中国の東アジアです。やや湿り気のある半日陰が栽培に適していますので、木の下などに生えているのを、見かけると思います。特に栽培しようと思わなくても、飛んできた種から広がっていたりするものです。株分けは春と秋、株間は40〜50僂膿△付けます。一旦植え付ければ後の管理は殆ど不要です。 
 雪解けと同時に真っ先に出てくるのは、葉ではなく花です。フキノトウと呼ばれるのは花の蕾です。生長すると苞が広がり、苞に包まれていた花序が出てきます。開花期は2〜4月、花は雌雄異株ですが、少数の両性花があります。花の色は白から淡黄色で小花が集まって咲きます。雌花は受粉すると花茎が伸びて、綿毛をつけた種は風によって飛ばされます。地上に出るのは葉と花序で、茎は地下茎として地中にあります。

雪解け後のフキノトウ、受粉した雌花、綿毛をつけた種

 細長い地下茎の節から4〜5枚の葉を出し、葉柄を長く伸ばしながら生長し先に丸い葉をつけます。葉は縁が少し波うち、黄緑色です。食用となる葉柄は長さ30〜50儖未砲覆蝓株元からナイフで切り葉も切り落とします。淡緑色の葉柄を重曹などで湯がいてあく抜きし皮を剥ぎ、「きゃらぶき」や煮物などに調理します。フキノトウは蕾の部分を使いますので、まだ開かないうちに収穫し、天ぷらや「ふきのとう味噌」にするのがお馴染ですね。独特の苦みと香りのあるフキノトウは栄養価が高く、カロチンやビタミンが多く含まれているようです。干したフキノトウを煎じて飲むと、咳止めとしての効果もあるようですよ。

繁茂するフキ、丸い葉、調理用のフキ

 栽培品種にはいろいろあり、秋田蕗などは葉柄が2m、葉の直径は1mになる大物で有名ですが、固いので主に砂糖漬けの加工用だそうです。

次回はカタクリです。

グリーンアドバイザー
アロマテラピーインストラクター

 
内田 千穗

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